ドライバーが得意な男子プロが教える芯当てテク!レベル別でレッスン

ドライバーが成功するか、しないかでスコアが変わる。これは全ゴルファーに共通するスコアメイクのポイントだ。「得意クラブはドライバー」という塩見好輝が、次のラウンドですぐに試したくなるレベル別のドライバー上達法をレッスン!

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100切り|足踏みで足やヒザの内側に張りを感じれば下半身が暴れない

「うまく芯に当たらない」という人たちに多いのが下半身の使いすぎ。ヒザが左右に流れると、インパクト時の打点がズレてしまいます。そこで、打つ前に両足を軽くバタバタさせて、足やヒザの内側に張りを感じましょう。下半身を大きく動かさなくてもパワーを外に逃がさない感覚がつかめるので、下半身の余計な動きがすぐに抑えられますよ。

両足の内側を左右交互に踏むように小さく足踏みをする。両足や両ヒザの内側に張りを感じておけば、下半身のムダな動きを抑えて振れるようになる

下半身の安定はアドレスでお尻を後ろに突き出して、足腰をどっしりさせることも有効

両足をしっかり踏んばり、下半身を安定させる意識をもとう

100切り|両足を揃えた姿勢からスクエアに向けたフェースを基準に構える

両足を揃えて立ち、フェース面をセット。ボールの位置は両足の中心
グリップをしてから左足は1足ぶんだけ左に動かし、次に右足は肩幅よりも少し外に移動させる。この手順を守るとボールの位置も一定になる

初歩的なことですが、アドレスでは肩とスタンスのラインを揃えることが重要です。ところが肩は目標の右、スタンスは目標の左という具合に体の向きがクロスしている人も多い。すると、アウトサイド・インの軌道でスライスしてしまいます。

目標に対してスクエアに構えるにはターゲットに合わせることも大事ですが、両足を揃えた姿勢からアドレスを作り始めましょう。遠くばかり見ないでフェースを飛球線と直角にセット。それを目安にしてスタンスと肩のラインを揃えれば、体の向きのズレがなくなります。

軌道はアドレス時の肩の向きで決まる。狙った目標に飛ばすには両肩を飛球線と平行にセットすることが重要

90切り|大きな円を描くイメージでバックスイングの捻転を深くする

ヘッドをゆっくりと大きく上げて大きな円を描くようにクラブを上げていけば捻転が深くなる

バックスイングの捻転が浅い人は、右ヒジを体にピッタリつけたままクラブを上げています。捻転が浅いとダウンスイングで体が早く開いてしまい、クラブがアウトサイドから下りやすくなるのです。右ヒジは離れてもかまいません。

ヘッドで大きな円を描くつもりでバックスイングしましょう。ボールの後方50センチくらいまでヘッド真っすぐ引くイメージでもOK。捻転が深ければ体の開きが抑えられて、クラブがインサイドから下りてきます。

捻転が深ければインサイドから下ろしやすい

クラブを大きく上げるためにややアウトサイド気味にバックスイングしてもOK。深い捻転によってクラブは結果的にインサイドから下りてくる

グリップは強めに握ってもいいが、肩や腕を固めないように注意。ワキやヒジをリラックスさせる

90切り|インパクトの瞬間に左ワキ腹を締めて前傾をキープ

左ワキ腹にグッと力を入れてインパクトする。左ワキ腹の締まりを意識すれば、前傾角度がキープできてミート率がアップする

インパクトの瞬間に上体が起き上がると芯を大きく外してしまいます。主な原因は腰が前に出てしまうから。これは肩や腕ばかりに力が入りすぎてお腹が緩むと起こりやすいので、僕はインパクトの瞬間は左ワキ腹をギュッと締めることを意識します。こうするとアドレス時の前傾角度をキープしやすくなります。

アドレスの前傾角度をキープして体を回転。ミスヒットが激減し、フィニッシュまでしっかり振り切れる

80切り|右ヒジの内側の骨を目標に向けて打つ

アドレスもインパクトも右ヒジの内側の骨を目標に向ける

アドレスで右ヒジを軽く曲げ、左腕を伸ばして構えると右ヒジの内側の骨(ぶつけるとシビれてしまうところ)が目標を指す形になります。僕は右ヒジのこの骨の向きがショットの方向を決めると考えています。

インパクトでもこの骨がアドレスと同じポジションに戻れば、フェースもスクエアに戻る。右ヒジをつねに左ヒジよりも下にキープしておくことも大事で、ミート率がアップします。

アドレスもインパクトも右ヒジは軽く曲げて、左ヒジよりも下側にキープ。インパクト後は右ヒジを自然に伸ばしていく

100切り|スライスを徹底的に直すならクロスハンドで軌道修正

スライスを直すにはスイング軌道の修正が先決。それにはクロスハンドグリップが最適だ

スライスを直すには、フックを打つ練習がいいといいますが、やり方を間違えると逆効果です。スライスするのはアウトサイド・インの軌道が原因ですから、軌道が直らないうちに両手を返してフックを打とうとすると変なクセがついてしまいます。

スライスを根本から直すには軌道の大改造が先決。僕が推奨したいのはクロスハンドグリップでのスイング練習です。両手を逆に握るとバックスイングで体の左サイドが引っぱられる感覚が強調されるし、捻転も深くなります。クラブをインサイドから下ろす感覚がつかめますよ。

両手を反対にしてクラブを持つ。最初は素振りから始め、軌道が整ったと思ったら実際にボールを打ってみよう

クロスハンドに握るとバックスイングでの捻転が深くなり、ダウンスイングではクラブをインサイドから下ろしやすくなる

100切り|右斜めから見る目線で体が突っ込むのを防ぐ

ボールをやや斜め後方から見て、右半分を見ながら打つと体が突っ込まない
構えたときの右斜めの目線をインパクトまで変えない。頭の位置をキープすればミート率がアップする

飛ばそうとしてリキむとダウンスイングで体が突っ込んで、ボールに接近してしまいます。これはクラブが鋭角に入って、テンプラや引っかけが出やすくなるパターンです。スイング中は頭をアドレスの位置にキープすることが大切です。ボールの右半分をやや右斜め後ろから見るように構えて、その目線をインパクトまでキープしましょう。

90切り|フォローで最速を出すように振ると飛ぶ

ビュッ!
インパクト後にヘッドスピードが最大になって音が鳴ればOK
腕やヒジをリラックスさせて、フィニッシュまでスピードを上げ続ける。上体に余分な力が入るとインパクト前に音が出てしまうので注意

どうしたら飛ばせるようになるか。答えはひとつ。ヘッドスピードのアップです。スピードを上げるにはボールに向かってクラブを速く振るのではなく、フィニッシュに向かってできるだけ速く振ることです。ビュッという風切り音がフォローで出せるようなスイングを目指しましょう。力に頼るのではなく、音を出すタイミングが大事なんです。

80切り|その日の調子や球筋によってヘッドを置く位置を変えてみる

調子がいいときもあれば、なかなか調子が出ないときもありますよね。調子が悪いときは普段と同じことをしようとしがちですが、違うことをしたほうがいい結果が出ることが多々あります。たとえば、僕の場合、球のつかまりがよくないときはヘッドをボールから離して構えます。

そうすると肩の向きがややクローズとなり、バックスイングで深い捻転が作れてクラブをインサイドから下ろしやすいんです。逆に球がつかまりすぎると思ったら、ヘッドをいったんボールの前に置きます。

すると肩の向きがややオープンになる。打つときはヘッドを元の位置に戻しますが、肩の向きはややオープンをキープするのがポイント。効果が高いですから、ぜひ試してみてください。

球がつかまらないとき

ヘッドをボールから10センチくらい離す

球のつかまりが悪いときやドローを打ちたいときは、ヘッドをボールから離して両肩が少しかぶった構えをとる

ボールから離した位置からテークバックを開始。インサイド方向にクラブがスムーズに上がり、深い捻転が作れる。ダウンスイングでもヘッドがインサイドから下りてきて、球がつかまりやすくなる

球がつかまりすぎるとき

ヘッドをいったんボールの前に置く

球がつかまりすぎたりフェードを打ちたいときは、打つ前にヘッドをボールの前に置いて、両肩が少し開いた構えをとる

実際にスイングをスタートさせるときはヘッドを元の位置に戻すが、肩は少し開いた状態をキープしておく。肩の向きに合わせて振ればカット軌道になるので、球のつかまりすぎが防げる

いかがでしたか? ぜひ参考にして練習してみてください。

レッスン=塩見好輝
●しおみ・こうき/1990年生まれ、大阪府出身。172cm、65kg。東北福祉大ゴルフ部を経て2012年プロ転向。

構成=三代 崇
写真=田中宏幸
協力=船橋カントリークラブ

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