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「ステルス」「ローグST」の特徴は?最新ドライバー21本を岩男プロが一気試打!

毎年恒例の人気企画「一気試打シリーズ」のドライバー編。

わかりやすく、丁寧な解説に定評のある岩男健一プロが、それぞれの特徴や性能をインプレッションします! 第一回目の本記事は最新ドライバーを選ぶときのポイントについてご紹介します。第二回目・第三回目からは、最新ドライバーのインプレッションについてご紹介します。

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最新ドライバーは「バランスのよさ」で飛ぶ!

今年、最大の注目作になりそうなテーラーメイドの「ステルス」シリーズ。フェースにカーボン素材を使用したのが一番の特徴だ

カーボンフェースウッド「ステルス」の性能は?

今回試打したなかで、ひと際注目を浴びているのがテーラーメイドの「ステルス」です。60層からなるカーボン素材を採用したフェースを搭載し、すでに発売前から話題に。多くのプロもテストをしている人気モデルになっています。

メーカーがチタンを超える素材と謳うくらいの性能ですが、指摘しておきたいのは比較的ハードヒッターの中上級者向けであること。3モデルとも低スピン性能が高く、ボールの上がりにくさがある特性なので、もともと弾道が低い人はロフト角の選び方に注意が必要です。

対象ゴルファー別によりマッチするモデルが増えました

国内メーカーも意欲的なモデルを発売

海外メーカーに注目が集まりがちですが、国内メーカーも特徴のある意欲的なドライバーを発売しています。ヤマハ「RMX VD59」は、ルール最大の慣性モーメントを実現。グローブライド「ONOFF」は、ヘッドとグリップエンドのウエイトを入れ替えることで振り心地を調整できる機能を採用しています。長尺のフォーティーン「Gelong D DX-001」も振りやすさが向上しています。

ほかにも日本人ゴルファーの実情を理解している強みを生かして、それぞれのメーカーが個性的な機能をもたせています。

トータルバランスのよさが飛距離を伸ばす

海外メーカーの人気が高いが、日本人ゴルファーの特徴をよく熟知している国内メーカーからも、完成度の高いドライバーが多数誕生している

近年のドライバーの傾向を見ると、「ステルス」のカーボンフェースやキャロウェイのヘッド内のフレーム、AIフェースのように、特徴のあるテクノロジーを採用したものが目を引きます。

しかし、一方ではより対象ゴルファーにマッチするように、ボールの上がりやすさやつかまり度合い、適切なスピン性能などクラブのトータルバランスを高くしているモデルが多く開発されているのが、最近のドライバーのトレンドです。

「トータルバランスがよいモデルが増えましたね。純正シャフトのできもよいです」(岩男)

4機種がラインナップされたキャロウェイ「ローグST」は、同じシリーズとは思えないほど、それぞれのモデルにはっきりとした個性があり、想定される適性ゴルファーが性能をフルに発揮できるように設計されています。つるやゴルフの「アクセル ゴールド プレミアム」と「ゴールデンプリックス」のようにブランドによって、はっきりと差別化されたドライバーもあります。

「ステルス」や「RMX VD」、本間ゴルフの「TW757」は、ある程度似ていますが、細かい違いにもこだわりたい中上級者が持ち球や弾道を好みにできる球の高さやつかまり、スピン量などが選択できて、よりよい結果を得やすくなっています。

その個性や性能を次の記事から、試打感想や星評価で紹介しますので、自分が求めるドライバーを見つけ出す参考にしてください。

打音の違いでも弾道イメージは変わる

”打音”も大事!スイングや弾道に影響しますからね

現代のドライバーは、カーボンなどの異素材を組み合わせて、複雑な構造をしていることもあり、打音は見た目では推測できず、実際に打ってみないとわかりません。でも打音は結構重要です。というのも、音の違いで弾道の印象が変わるからです。

たとえば、金属的な高音で大きめの打音がするドライバーは、弾き感が強く、高弾道でキャリーを伸ばす弾道がイメージできます。逆に低い打音は、フェースにくっつく感じがあり、ライナー性の弾道で球をコントロールするイメージがわきます。

打音と弾道のイメージが一致しているものを選べば、スイングがよくなる効果もあるので、打音も気にして選んでください。

また、YouTube「ワッグルチャンネル」にて動画でも紹介しているので、ぜひご覧ください!

試打・解説=岩男健一

●いわお・けんいち/1987年生まれ、和歌山県出身。理論派のツアープロでクラブへの造詣も深い。アマチュアレッスンにも定評があり、YouTubeチャンネル「わっほーまっちゃんの日常」が大人気。イースト51所属。

アマチュア代表=コヤマカズヒロ

●1974年生まれ、広島県出身。ゴルフライターとして雑誌やWEBメディアなどに寄稿。ギア情報からトーナメント、コース解説など幅広く執筆。18年にYouTubeチャンネル「試打ラボ しだるTV」を開設。ハンデ2の腕前。

構成=コヤマカズヒロ、編集部
写真=相田克己
協力=太平洋クラブ 成田コース

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