【1分】悪いライでのアプローチの打ち方!「ヒールを浮かして…」プロがレッスン

【1分】悪いライのアプローチの打ち方「ヒールを浮かして…」プロがレッスン!

ラウンド当日、「ミスが止まらない」「いつもは出ないミスを連発する」「うまく打てない状況があった」。そんなときは、このレッスンをチェック! 

今回はラウンド直前に行うとミス防止につながる「アプローチの特効薬レッスン」です。

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悪いライを想定したアプローチ練習がコースで活きる!

手首を固定してパターで打つような感覚。15ヤード以内のライが悪い状況で大きなミスを防ぐことができる

春先の薄芝にも有効!手首を固定して打つ

ラウンド当日、ドライバーなどのショット練習はしても、アプローチの練習をする人って少ないですよね。コースでパーを拾ったり大叩きを防ぐのは寄せです。アプローチの練習をするかしないかで、その日のスコアが大きく変わるので、ぜひ練習してからスタートしてください。

そのときに必ずやってほしいのが、手首を固めて打つ練習です。コース内はいいライから打てるときのほうが少ないくらい。今の時季はまだ芝が生えそろっておらず、薄芝も多いです。そんな悪いライでは、手首を固めて打つアプローチが有効。パターのように打つことで失敗しにくくなりますが、これも事前の練習でうまく打てるコツや感覚をつかんでおくことが大切です。

首の付け根が軸になるように意識。バランスを崩さないようにスイングする
悪いライはヒールが地面に刺さりやすい。ヒールを浮かして構えて打てばヘッドの抜けがよくなる

手首を固めると大きく振れないので距離は15ヤード以内ですが、ヒールを少し浮かして打つことがポイント。ヘッドが地面に刺さりにくくなるので、ボールだけをクリーンヒットしやすくなりますよ。

無理に振り幅を大きくしてしまうと、軸がブレてうまくインパクトできなくなる

手首は固定しても体全体に力が入ってしまうのはNG。フォローも大きくなりすぎないように注意

いかがでしたか? ラウンド直前のアプローチ練習を見直して、ラウンド中のミスを減らしていきましょう。

レッスン=中村香織

●なかむら・かおり/1986年生まれ、京都府出身。15年にSTEPUPツアーで2勝を挙げるが、その年末に惜しまれつつもツアー競技から撤退。現在は東京都の品川区と目黒区にあるEAST GOLF SCHOOLの代表を務め、レッスン活動を行っている。

写真=小林司
協力=四街道ゴルフ倶楽部(アコーディア・ゴルフ)

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