堀川未来夢のアイアンスイングを解説!「体主体の…」とプロがコメント

スイングは「体」と「クラブ」のどちらを主体に振ればいいのか? 男子プロのアイアンスイングからその答えを導き出す! 

堀川未来夢プロのテクニックを見ていきましょう!

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手先でフェースを動かさない

1 手首を固定しやすいストロンググリップで握っている
3 体主体なので体の捻転が大きくて深い

堀川選手は手首をあまり動かさない、大きな筋肉を使って振る体主体のスイングタイプです。手先だけで打ってミスしてしまう人や方向性を上げたい人は、堀川選手をマネてみましょう。河本選手と比べると、アドレス時のグリップはストロンググリップ(❶)。

フェースや手のひらの面の向きを変えない意思を感じます。スイング全体はアプローチに近い打ち方です。面を固めながら体を回して打つので方向性が上がる。ただし、手先だけで打っていないのも大きなポイントです。バックスイングで腕を遠くに伸ばして、限界までヘッドを遠くに動かしている(❷)。

腕は体の回転に合わせて旋回していきます。左肩が右ヒザの上にくるくらい胸を回せるのがベストですが、右ヒジを早くたたまないようにすることも大事ですね。堀川選手のように体をうまく動かせるようになったそのあとに、河本選手のようにクラブ主体のスイングの練習をすると飛距離アップの効果が出やすくなりますよ。

いかがでしたか? 方向性が上がる“体主体スイング”を習得しましょう!

堀川未来夢●ほりかわ・みくむ/1992年生まれ、神奈川県出身。176cm、84kg。22年シーズンは日本プロゴルフ選手権大会とマイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメントで優勝し、シーズン2勝をあげた。賞金ランキングは4位に入った。WaveEnergy所属。

解説=横山清人
●よこやま・きよと/1980年生まれ、熊本県出身。03年プロ転向後、陳清波に師事。現在は東京都三鷹市の東京ゴルフスタジオ、松屋銀座ゴルフテラス、フォーシーズンズゴルフガーデンなどで多くのアマチュアをレッスン。

写真=田中宏幸

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