スライスを“3分”で直すには?「打つ前に2つの素振りを…」プロが解説

ラウンド当日、「プッシュスライスが止まらない」なんて状況に陥ったら、このレッスンをチェック! ティーイングエリアや昼食時に、3分程度でサクッと見られる内容なので、ミスを修正できます。

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プッシュスライスが出始めたら…どう修正する?

伸ばした左手の位置や高さが変わらないようにスイングすると上体が起き上がらない

右打ち出だしから右に飛んでいく、プッシュスライスの特効薬です。これを即、修正するには、素振りが効果的です。プッシュスライスはインパクトで上体が起き上がってしまうのが大きな原因。地面にクラブが届かず、ボールの上側を打ってしまうトップ気味のインパクトになることが多いです。

体が起き上がらないようにするためには、右手でクラブを持ち、左手はおヘソの前まで真っすぐ伸ばす。その左手の位置が変わらないように、右手1本でスイングしてください。体が起き上がると左手が動いてしまうので、前傾キープの感覚を簡単につかめるドリルです。

上体を起こさないためには連続素振りも効果大!

左へ振るときもクラブを振り戻すときも、インパクトエリアではアイアンのソールが芝をタッチするように振るのがポイント

また、連続素振りも効果あり! 左へ振ったときも振り戻すときも、インパクトでアイアンのソールが芝に触れるようにする。芝に触れないということは、前傾が起き上がっているということになるので注意しましょう。

いかがでしたか? 動画でも詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね!

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レッスン=赤坂友昭

●あかさか・ともあき/1985年生まれ、福岡県出身。選手として活動後、ゴルフコー
チに転向。東京・三鷹市の東京ゴルフスタジオ、新宿区のトータルゴルフフィットネ
スにて、プロ、アマチュア、ジュニアと多くのゴルファーのレッスンを行っている。

写真=村上悦子 
協力=南総カントリークラブ

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