飛距離を出す秘訣! 「当てにいかない」ってできていますか?

「当てにいく」動きが曲がりの大きな原因! まずはその構造を理解して気持ちよくクラブを振れるようにしていこう。

【関連記事】7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説

当てにいかないスイングを作る

前提としては、持ち球に関係なく、スイングは「ボールに当てにいかない」ことがとにかく大事。それにはクラブの遠心力を使って気持ちよく振る必要があります。気持ちよく振ることの延長にインパクトがあります。

その感覚をつかむために効果的なのが「連続素振り」と「ゆるゆるグリップで球を打つ」練習です。このふたつを繰り返すことでクラブに仕事をさせるナチュラルなスイングが身につきます。

1.ゆるゆるグリップで打つ

両手の小指と薬指を離したグリップで球を打つ。ヘッドの重みを感じながら打てるので、「遠心力を使う」感覚が磨かれる

2.連続素振り

力を抜いて、連続素振り。はじめは、腕が地面と平行になる小さな振り幅で素振りを繰り返してみよう。慣れてきたらフルスイングで。当てにいく動きが出ず、クラブの動きに合わせたスイングが身につく

「当てにいっている」スイングの特徴

スライサー

当てにいく気持ちが強いとトップが浅くなる。捻転不足はダウンスイングで体がボールに向かっていくので、ヘッドが外から入ってしまう

フッカー

トップが浅くなるのはスライサーと同じ。無理にインサイド・アウトの軌道を作ろうとして回転不足になり、ヘッドが必要以上に返ってしまう

いかがでしたか? ふたつ練習法で飛距離アップを目指しましょう!

レッスン=兼濱開人

●かねはま・かいと/1990年生まれ、沖縄県出身。
飛ばしを追求し、19年のドラコン大会では平均329ヤードを記録して優勝。

解剖学や運動生理学にも精通。4月に「学芸大ゴルフスタジオ」をオープン。

構成=白戸 翔
写真=田中宏幸
協力=東京ゴルフスタジオ

【あわせて読みたい】

「天使か」西村優菜、“かわいすぎる”ウェア姿を披露!ファンから称賛の声集まる

7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説

「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選

関連記事一覧