アプローチはカット軌道はNG…!? インから入れるのが新常識って知ってた?

アプローチがうまくなる打ち方はいろいろあるが、その常識が変わってきた!

近代スイングで打ち、今どきのウエッジを使いこなす若手コーチたちが「こっちのほうがいいですよ」という斬新なレッスンは、寄せを苦手としている人ほど効果大!

アプローチのワザの引き出しも増えます!

「とにかく体がガチガチだと、切り返しで正しい“間〞が作れません。“間〞は『止まる』のではなく、体のどこかは必ず動かしています」と鈴木。関節を固めすぎずにしなやかに振る感覚を養うドリルを教えてくれた。

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「体を止めない」「打ち急がない」が肝!
“間”を作る、感じるドリル

クラブを左から振り戻し、また右へ振るときのスピード感や動きを感じ取り、実際にボールを
打つときも同じ感覚で切り返す

ドリル1 足踏みしながら連続素振り

ゆったりとしたスピードで連続素振りをしながら、体重を右に振るときは右足に、左に振るときは左足に乗せる。体重を乗せない足は、足裏が浮くか浮かないくらいの軽いウエイトシフトを行いながら、連続素振りを3回行ってから球を打ってみよう。手打ちや打ち急ぎは厳禁。クラブの重さを感じ、クラブに振られる感じにすると“間〞ができる。

本番でも「連続素振り」で感覚をつかんでから打つ!

本番では打つ前に、芝の状態や抵抗、インパクトの位置を確かめるために素振りを行うが、連続素振りも有効。距離や寄せるための球筋をイメージしたら、ボールの手前で連続素振り。“間〞の感覚をつかんでからボールを打つ。このルーティンもオススメ!

1、飛距離や球筋をイメージ。
4、ボールの手前で連続素振り 5、素振りで掴んだ感覚で打つ。

カット軌道じゃない!? “間”を作るとクラブは自然にインから入る!

“間〞を作るとクラブは自然にインから下りてくる。つまり、“間〞を作るアプローチの軌道はインサイド・インが正解で、これが基本なのだ!

“間〞を作った結果、クラブはややインから下りてくる。これはドライバーやアイアンと同じで、いい動き、正しいスイングができていることになる。むしろ「インから入りすぎに注意してほしいです」(×)と鈴木。ヘッドを外から入れるアウトサイド・インの軌道は“間〞が作りにくい。カット軌道は特殊な状況で使うワザのひとつであり、基本ではないのが新常識。

ドリル2 フォローからスタートしてヒット

スタートはこの位置から。バックスイングはボールの上を通過。切り返しで間を感じたあとにボールをヒット。
本番に近い練習ができる。

「反動をつけると“間〞が作りやすいので助走距離を伸ばしてください」と鈴木。ヘッドをボールの先に出した位置から振りはじめる。右から左へと切り返すときに“間〞ができない人はリキみすぎや打ち急ぎすぎ!

いかがでしたか? 今回のレッスンを参考に“しなやかに振る”感覚を養いましょう!

レッスン=鈴木貴之

●すずき・たかゆき/1997年生まれ。父はプロゴルファーの鈴木亨。中央学院大学ゴルフ時代はプロを目指していたが、指導者の道にやりがいを感じインストラクターに転身。今年1月から石井忍が主宰する「エースゴルフクラブ」でレッスン活動をはじめた若手の理論派コーチ。

写真=相田克己
協力=千葉国際カントリークラブ(PGM)、湘南銀河大橋ゴルフ練習場

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