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“3番ウッド”を使いこなす振り方とは…?石井良介プロが徹底解説!

「買ったクラブが合わない!」「最初はよかったのにダメになってきた……」。そんな残念な思いをしている人は『そのクラブに合う振り方』をお試しあれ! あなたのクラブの特徴や機能をフルに発揮する振り方を解説&レッスンします!

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ヘッドが大きくなりやさしくなったFWにも弱点はある

テーラーメイド ステルス2 HD フェアウェイウッド
シャロ―ヘッドとハイロフト(3Wで16度)設計で高弾道ドローを生み出す、飛距離と寛容性を両立した大型FW。

製造技術の進化もあり、FWのヘッド体積は徐々に大きくなっています。今年は「ステルス2 HD」のように200ccを超えるヘッドサイズのモデルも登場しました。投影面積の大きさから得られる安心感に加えて、ミスへの寛容性も高くなるのが長所ですが、小ぶりなFWのように上から打ち込むスイングだと抜けが悪くなる。

ダフリも出やすくなるので、ヘッドの性能が発揮しにくくなってしまいます。

200ccという最大級のヘッド体積のシャロ―ヘッドは、アドレス時に安心感が得られる大きな投影面積が特徴。

使いこなせない原因 上からぶつけるとソールが上手く使えない

急角度で下ろすとフォローで左ヒジが引けやすい。

上体のリキみが強くなり、ヘッドが上から急角度で下りると地面に刺さりやすくなるためヘッドの抜けが悪くなってしまう。

広いソールを活かすのがナイスショットのコツ

投影面積の大きい大型ヘッドのFWは、シャローに払い打つスイングとの相性がよいので、ソール全体で地面をこするようなイメージで打ってください。ボールも自然と高く上がりやすくなります。

この打ち方はラフなどでも有効で、広いソールが芝を抑えるように働いてくれるため、ボールをとらえやすくなります。シャローな入射角で打つスイングは、高いティーアップでボールだけを打つ練習で身につけましょう。

入射角をシャローにすれば、フェース厚が薄いヘッドにありがちなテンプレのミスを防ぐこともできる。

使いこなすポイント ソール全体を地面にこするように打つ

払い打ちのイメージで地面をソールでこするように打つ。

シャローなヘッドはヘッドの入射角もシャローにする。ソールが地面を抑えてくれるので、ナイスショットが打ちやすい。

シャロ―ヘッドの特徴である、広いソールを活用する。

この練習が効果的! 高いティーアップでレベルに打つ

入射角をゆるやかにする払い打ちのスイングは、高くティーアップしたボールを打つのが効果的。ヘッドの入射が急角度だと、ボールをうまくとらえられない。

いかがでしたか?使いこなすポイントを参考にしてみてください!

解説・レッスン=石井良介

●いしい・りょうすけ/1981年生まれ、神奈川県出身。

トラックマンを駆使したレッスンが人気のPGAティーチングプロ。
YouTubeチャンネル「試打ラボしだるTV」が人気で、最新ギアはほぼテスト済み!

構成=コヤマカズヒコ
写真=田中宏幸

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