武井壮、オール70台のスコアでティーチングプロ資格取得「実技審査」合格!

百獣の王こと武井壮が、プロゴルファーを目指していろいろな経験を積むのがこの企画……なのだが、7月13、14 日に行なわれた、日本プロゴルフ協会のティーチングプロ資格取得の「実技審査」に合格。最大の難関を突破し、今後は筆記試験や面接、講習会などを経て来年6月にはプロゴルファーとしてのライセンスを取得する。そこで今月は、お祝いを兼ねた“ 焼肉インタビュー” で、武井の合格までのアレコレを聞いてみた。

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Q1|なぜ、プロゴルファーになりたいと思ったのですか?
A|25年前の決意への25年後のリベンジ

20代前半に、陸上では日本一のタイトルを獲りましたが「スポーツで成功する」という結果にまでは至りませんでした。そんなときにタイガー・ウッズを見て、「スポーツで大成功するというのはこういうことだ」と思い、ゴルフをはじめ、ダンロップのサポートを受けてゴルフ留学をすることに。だけど、日本に帰ってきてからはお金もなく、ゴルフに対して時間をかけて積んでいく、ということが思うようにできなかったので、ゴルフで成功するという道はあきらめることにしました。

でも、陸上ならオリンピックや世界選手権に出られるかもしれなかった道を捨ててまでゴルフをはじめたのに、そのときの思い残しをそのままにしていいのか?という気持ちがずっとあった。いつか自分のお金や力で、時間をかけてゴルフができるようになったら必ずリベンジする! と心に決めていました。

40代は芸能にすべてをささげて全力でお仕事をする。芸能のお仕事をしながらもワッグルではずっと連載をやらせていただいて、いろんなプロからいろんなことを吸収する機会をもらえたし、「50歳になる年に勝負しよう!」と思っていました。25歳ではじめたゴルフを、25年後にリベンジする。その一歩を踏み出し、ひとつの目標を達成できたことは本当にうれしいです。そして「よし、ここからだぞ!」と、また新たな強い思いが生まれています。

Q2|どんな努力をしましたか?一番大変だったことはなんですか?
A|ショートゲームよりもショット。グリーンは徹底してセンター狙い

今回のテストに向けて、練習をしっかりはじめようと思ったのが約1年前。まずはたくさんのプロのところへ出向き、あらゆることを全部聞いて、そのなかから自分がこれだと思うことを引っぱり出す。ツアープロやレッスンプロ、ドラコン選手とも練習にいって、その人が「こうすればうまくいく」と思っている話をとにかく聞きまくりました。仕事終わりの深夜に、練習にお付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました!

大変だったというか、一番の課題はショートゲームでしたが、思うような練習ができる環境がなかったので、思った場所に打っていく、ショットの精度を高める練習をたくさんしました。ショートゲームは少しレベルが下がるけど、なんとか寄せワンを獲る技術を手に入れるためには3メートル以内のパットだと思い、家では空き缶を置いて、床の上でタッチとフェースの向きを合わせる練習をひたすら繰り返しました。

あとは、グリーンに打つときはピンではなく必ずセンターを狙う。それらが功を奏して今回のテストではパーオン率を高くできたし、グリーンを外したときもアプローチはあまり寄らないのですが、なんとか3メートル以内にはつけてパーパットを沈めていく。長いパットになっても必ず2パットで決めるというゴルフに徹しました。プレ実技と最終実技の2日間ずつ、計4日間とも70台(75・78、79・75)で回れたので、今回のテーマに対する努力はしっかりできた、と満足しています。

Q3|今後の目標、プロになってやりたいことはなんですか?
A|世界中を旅して試合に出る! 憧れていたプロと同じ舞台で戦う!

一番大きな目標は、PGAのライセンスを正式に取得できたら、できれば日本のシニアツアーに出場したい。今、ゴルフをはじめたころに憧れていた同世代のプロたちが、シニアツアーで大活躍しているので、そこに参戦してツメ跡をガーッと残したいなと(笑)。

ほかにもたくさんあって、いろんな国のQTやオープンの大会、ミニツアーなどを、ゴルフバッグを持って地球上を旅しながら戦いにいくのを楽しみにしています。PGAのもうひとつ上の資格「TP(トーナメントプレーヤー)」のテスト、日本ツアーのQTにも、この5年のうちにチャレンジしたい。なんとか通過できるようにガンバって、PGAとJGTO、両方のカードをもちたいと思っています。

Q4|同じように「プロ資格取得」を目指す人たちへのアドバイスは?
A|テストまでのラウンドはつねにしびれるような緊張感をもって回る

つらかったことを思い出して、しんみりすることも。「何回か泣いたこともあってさ……」というお話は、ぜひ動画をご覧ください!

ティーチングプロの実技審査に関しては、プレのスコアが1ラウンドにすると84以内、最終は79以内なので、そんなにハイレベルな技術を求められているわけではありませんが、プレも最終も初日は、嘔吐するくらい緊張していました。でも、テスト前に池田勇太プロからいただいた「プライベートのラウンドでもヒリヒリしながら、緊張してやったほうがいい。気楽に楽しく打つ経験はあまり役立たないし、成長しない」という言葉がすごく役立ちました。

そこからプライベートのラウンドもノープレッシャーで打つことをやめて、なんとかコースの幅の中にボールを置いて、いかにボギーを打たなくするか。「絶対にあそこに打っちゃいけない!」、どんなに簡単なパットでも「これを外したらテストに落ちてしまう」という緊張感をもって打つ。試合の緊張感を1打たりとも途切れさせない。すべての1打を100%以上の集中力で打つ、というのを習慣づけたら、ゴルフがガラっと生まれ変わりました。

そういうゴルフにしてからは、アプローチや長いパットが寄らなかったあとも、しびれながらもタッチを合わせてラインに乗せて入るようになったり、外してもほんの少しでイージーなボギーが獲れるようになった。ショットもプレッシャーがあっても変なことが起こらない、チャンスが来たときはしっかり決められる技術と実力が育ってくる。正直、そういうヒリヒリしたゴルフは楽しくはないし、ガマンの連続。

頭も疲れてしようがないんだけど、上がってみたらいつもよりいいスコアが出ている。気持ちいいショットはまったくなかったけど、70半ばのスコアで上がれるというラウンドが明らかに増えてきました。テストを受けるみなさんも、ぜひ最大限の集中、全集中状態でラウンドすることをオススメします。

いかがでしたか? 武井さんのこれからの活躍に期待しましょう!

合格までの本音や裏話がもっと聞ける動画をYouTube『ワッグルチャンネル』で配信中!

武井 壮
●たけい・そう/スポーツ、芸能の枠を超えて活躍するマルチタレント。YouTube では「武井壮百獣の王国」を配信中。
●オフィシャルサイト gogotakei.com/
●twitterアカウント @sosotakei
●インスタグラムアカウント sosotakei

写真=田中宏幸 協力=秋元

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