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どっちがローバンス?ハイバンス…!? それぞれのメリットを専門家が解説

クラブ選びもゴルフの楽しみのひとつ。でも、選んだクラブが合わなかったら楽しくないし、スコアもよくならない。1セット14本、すべてのクラブを悩まず、絶対に後悔しない選び方をギアのご意見番たちが明答! そのクラブの見方や感じ方に、必ず「そうなの!?」と驚いたり「へ~」と関心するはずだ。

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Q25 ハイバンスとローバンスの違いは?

A より球の高さを求めるならローバンス

バンスを使ったほうがやさしく打てる場合もあるので、刃が球の下に入りやすいほう(右)が、必ずしもいいとはかぎらないのがバンス選びの難しいところ

バンスによってリーディングエッジが入る高さが変わります。ローバンスは低いところに入って打球は高く上がる。ハイバンスのほうが高めに入り打球は低めに出ますが、バンスによるお助け効果は高く、ソールの後方から地面に当たってしまうミスヒットをしても球を前に飛ばしてくれます。バンスを活かす打ち方のアドバイスは、飛行機の着陸と同じで前輪、ウエッジでいえばソールの前側から着地させてください(石井)

フォーティーン DJ-6

●ロフト角(※体感バンス角)/44(13)、46(13)、48(13)、50(17)、52(17)、54(18)、56(18)、58(18)、60度(18度)
●シャフト/スチール:N.S.PRO TS-114w_Ver2、N.S.PRO
DS-91w、カーボン:FT-62w_Ver2、FT-52w_Ver2
●価格/2万8600円 ※10月13日発売予定
※「体感バンス角」とは、Gキャニオンソールのバンス効果を一般的なソール形状に換算した場合の参考値

W逆テーパーブレードやシアターブレード構造などにより、打感のよさとやさしさを高い次元で融合したDJ-5の後継モデル「DJ-6」が10月に発売。もっとも注目される機能は、谷間を作った「グランドキャニオンソール」。バンパーソールとキャニオンバンスの高低差の組み合わせのテストを幾度も繰り返し、最適な設計にたどり着いた末、バンパーソールはローバンスのように適度にヘッドを地面に入り込ませ、キャニオンバンスがハイバンスのようにしっかり地面を受け止め、深く潜らせずボールを前に押し出す。アマチュアに多いダフリのミスに対して無類の強さを誇る「ダフってOK!」のウエッジが誕生した。

簡単すぎるぜ! 新開発「Gキャニオンソール」

ヘッドがどんな角度から入ってもうまく打てる!

〝万能〞さを極めたソールもありますよ

スピン性能が高く、ソリッドな打感で距離感が出しやすい。特筆すべきソール形状は、全体的には幅広で寛容性が高く、中央の谷を境にフェース側とその後方のふたつのバンスが使えるので、ヘッドの入射角の変化への対応力がとても高い。上から入ってもフェース側のバンスが利いて刺さらない。

フェースを開いて打ったときは後方のバンスが当たってすべってくれる。いろいろなテクニックを使えますが「自分がどんな打ち方をしているかわからなくて、どんなソールやバンスがいいのかわからない」、そんな人にもオススメできるバランスのよさと万能性にすぐれたウエッジです。

いかがでしたか? ハイバンスとローバンスの違いを意識してみてください!

鹿又芳典

●かのまた・よしのり/小誌で20年近くギア企画を連載するクラブコーディネーター。大手メーカーから地クラブ系まで、年間1000本以上のクラブを試打している。

写真=相田克己、田中宏幸協力=日神グループ 平川CC

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