スタート前に“絶対やるべき素振り”!「クラブ2本を平行に…」とプロがレッスン

アマチュアは「素振り」を軽視しがちだがとても有効な練習法。ラウンド前やラウンド中の“シーン別の素振り”でレベルアップしよう!

今回は、スタート前の練習法を紹介します。

【関連記事】「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選

ドライビングレンジでボールを打つ前もまずは素振りから

ウォーミングアップとスイングチェック! 球をむやみに打つよりもいい準備ができる素振り

素振りは家だけでなくコースでも有効です。スタート前の練習で素振りを効果的に活用すれば、ウォーミングアップにも、動きの確認にもなります。たとえば「クラブを片手に1本ずつ計2本持って、ぶつけないようにスイングする素振り」は、クラブの重さを感じやすく、しかも両腕の一体感を養うのに効果的。

自然と軌道もよくなり、スイングが整います。また「両ワキにタオルを挟んだままクラブを振る素振り」もオススメ。ワキの適度な締まりが確認でき、上腕と体の一体感が生じるので手打ちを防ぎます。

スタート前 クラブ2本平行素振り

左右の手にウエッジを各1本持って、2本の間隔を平行に保ったままスイング。両腕の自然な動きをチェックでき、ウォーミングアップとしても有効

クラブがぶつかったり交差しないように振る

腕の動きがバラバラだとクラブがそろわず、ぶつかったり交差してしまうので、そうならないように注意

腕ではなく体の入れ替えでクラブを振る

腕を左右に振るのではなく(×)、左右の半身を前後に入れ替えるような動作でスイングするのがポイント(○)

スタート前 タオル挟み素振り

大きいタオルなどを左右両方のワキに挟んだままスイング。上腕と上体の一体感をキープしたまま動く感覚が養われ、手打ち防止に効果がある

ワキに挟んだタオルを落とさずにフルスイング

トップやフィニッシュでタオルが落ちる人は、振りすぎだったり腕が体の正面から外れている証拠

腕や肩に力を入れてタオルを挟むのではなく(×)、上腕を胸の上に乗せるようにして挟めば(○)リキまない

いかがでしたか? ぜひ、スタート前の素振り練習で、良いプレーへ繋げてみてください!

レッスン=田中 徹
●たなか・とおる。1988年生まれ、千葉県出身。168㎝、70kg。自称「1兆個のドリルをもつ男」と名乗り、インスタグラムのリール(動画)が大人気。「Bull Golf」など都内でレッスンも行なっている。Bull Golf代表。

構成=鈴木康介 
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC

【あわせて読みたい】

「パラダイム Ai SMOKE」4種を解説!10ヤード以上飛距離が伸びたってマジ…!?

「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選

7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説

関連記事一覧