転がす時のボール位置はどこ?うまく打つためのポイントを解説

ピンはすぐそこ。「簡単に寄せられそう」と思ったのにミス! その原因となるクラブと体の動きを直すレッスンを紹介しよう。

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苦手克服 状況2転がしたのにうまく寄らない

ミスのパターン 右に置いたボールと左足体重のかけ合わせがダフる原因

右寄りのボールを左足体重で打とうとすると、体が左に回しにくくなるために手を使ってしまう

転がしで寄せるときは、ボールを右に置いて左足体重で構えます。しかし、このふたつのかけ合わせは、ヘッドが地面に刺さりやすくなる。「刺さる」と感じると手を使って防ごうとしますが、それもミスの原因になります。

オープンスタンスにして最下点をボールの左にすればダフらない

折り曲げた右手の角度を伸ばさずに(右)、オープンスタンスで構える。スイングの最下点はボールの少し先をイメージしよう

転がすときはスタンスを左に向け、重心は過度に左足に乗せず、ほぼ真ん中に置いてください。ボール位置は、左に向けたスタンス幅の中央から少しだけ右寄りにセット。開いたスタンスに対して合わせるのが鉄則です。

スイング軌道の最下点はボールより少し先(左)をイメージ。体を回していくというよりも「体を回さないと、その最下点まで届かない」感覚にするのがカギです。アドレスでできる「右手首の角度」を保つこともお忘れなく。

アドレスで作った形、とくに右手首の角度を変えずにスイング。そのためには体の回転で振ることが重要だとわかる

いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして、練習してみてください!

レッスン=澤田繁典

●さわだ・しげのり/サンフランシスコのオリンピックククラブに在籍し、ミニツアーに参戦。一般企業勤務後、現在は高田馬場、阿佐ヶ谷のインドア練習場&スクールGolfareiで指導している。

モデル/田中紀行さん
49際、165cm、58kg。ゴルフ歴7年、平均スコア100前後。グリーン周りでもザックリもホームランも出るのが悩み。つねに寄せワンを獲りたい!

構成=長沢潤
写真=相田克己
協力=サザンヤードカントリークラブ

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