ドライバーの飛距離アップにはリズムが大事!女子プロが解説

ドライバーの飛距離アップにはリズムが大切。ツアープロの中でも安定したリズムに定評がある武尾咲希プロがレッスンしてくれました!

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トップまで早く上げすぎるのはNG

アドレスからトップまでクラブを早く上げ過ぎてしまう場合は、手打ちタイプの人に多く見られます。下半身の力を全く使えないため、飛距離は望めませんし、タイミングも取りにくくなります。

クラブを見ながらゆっくり上げすぎる人も×

クラブを見ながらゆっくりとテークバックを上げる人もいますが、このタイプの人は、上半身と下半身の捻転差がつくれずにパワー不足になる傾向が強いです。飛距離を出すために、トップで変な間を作ったり、切り返し後に急激にスピードアップするなど、スイングが悪くなってしまいがちです。

上体を正しく捩じるとリズムもよくなる

お腹に力を入れて、両ヒジの距離を一定に保ちながら上げていくのが正解です。飛ばしたくて大きく上げたり、早く上げる必要はありません。

また、上半身と下半身の捻転差がつくれると苦しく感じるポイントがありますが、そこが切り返しのポイントになります。ドライバーの飛距離不足に悩む人は、そこからさらに右ひじを引いて無理に深く回そうとすることで振り遅れなどにつながり、結果的に飛距離も精度も失ってしまいます。

左肩を顎の下に移動させる

クラブヘッドを動かすのではなく、左肩を顎の下に入れてくる意識が正解です。顎の下までくればトップは十分。あとは思い切って打つだけです!

正しいバックスイングが力強いインパクトにつながる

バックスイングが上手く出来ると、正しいインパクトにつながるので、飛距離アップと精度アップできます!

いかがでしたか? バックスイングは重要ですね!練習場でやってみましょう。

武尾咲希
●たけお・さき/1994年生まれ、福島県出身。159cm。2015年度LPGAプロテストに合格。安定したショットを武器に2017年度シーズンでは賞金ランキング28位に。GOLF5所属。

構成=岡田豪太
写真=田中宏幸
協力=取手国際ゴルフ倶楽部、LADY GO CUP

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