意図した飛距離を打つには?ポイントは「出玉の高さをコントロール」

アプローチの距離感を養う、意図した飛距離を打つには「出球の高さ」が大きくかかわってきます。振り幅の小さいアプローチで距離感を出すには、スイングの大きさやスピードも大切ですが、これらは出球の高さをイメージすることでコントロールできる。

この「出球の高さ」を考えることが先決ですが、思ったとおりの高さが出ない、出せない原因は”ライ”です。ライによってどんな球が出やすいのか?どんな高さで打てば寄るのか?ライごとに適した打ち方、出球の”高低”をしっかりつけて、寄せワンの数を増やしましょう!

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ヨコよりもタテのズレを最小化すべし

アマチュアの平均パーオン率は40%以下なので、必然的にグリーンまわりからアプローチする機会が多くなる。つまりアプローチをいかに寄せるかがスコアメイクのカギなのだ

一般アマチュアのスコアアップで強化したいのは「アプローチです!」と声を大にしていいます。なぜならば、アマチュアのパーオン率は40%以下。そのためスコアメイクのカギとなるのは「グリーンまわりからいかにピンに寄せられるか」になるのです。

寄せるためにもっとも重要なのは「距離感」です。短い距離を打つアプローチでは、左右に5ヤード以上ズレることはほぼありませんが、大きくショートしたりオーバーするのは誰にでも経験がある。

このタテのズレをいかに埋めるかが”アプローチ巧者”になれるかの別れ道で、そのために意識と強化してほしいのが「出球の高さのコントロール」。コントロールできるようになると、キャリーとランの割合が明確になって距離感が抜群によくなります。

アプローチの”ズレ幅”はタテ距離のほうが大きい!

タテのズレ
ヨコのズレ

だから!アプローチは「出球で距離感をコントロールする」ことが重要!

いかがでしたか? ヨコよりもタテのズレを最小化しましょう!

レッスン=櫻井寿哉
●さくらい・じゅや/1998年生まれ、三重県出身。10歳からゴルフをはじめ、大学卒業と同時に本格的にレッスン活動を開始。現在は東京都の「学芸大ゴルフスタジオ」で多くのアマチュアを指導。クラブの使い方を主体としたレッスンを得意とする。

構成=石川大祐
写真=小林司
協力=取手桜が丘ゴルフクラブ(アコーディア・ゴルフ)

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