
ラインがズレて見えるのは目線のせい!自分の構えに合わせてボールを傾けよう
クラブやボール、弾道計測機の進化によってスイングデータの分析も日々進み「構え方、振り方、打ち方」も日々進化している。その最新の理論を学び、多くのアマチュアを上達させている若手コーチが、アプローチ、バンカー、パッティングの〝今どき〞の上達法をレッスン!
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真っすぐ向けたはずなのに
合わせた線がズレて見えるのは目線のせい!

ボール上に描かれた直線をターゲットに向けて合わせる。ところが構えて見たら「あれ? ズレてない?」と感じることがありませんか?
そのズレの原因はボールを見る目線の角度で「ボールの近くに立つ、前傾が深い」とボールを奥側から見てしまいがちなので、ラインが左を向いているように感じてしまう。「ボールから遠く離れる、前傾が浅い」のは目線がボールを手前から見る角度になるため、右を向いているように感じてしまいます。
どちらも「ボールを真上から見る」角度にすればターゲットを向いて見えますが、アドレスの取り方を直さずとも真っすぐ見えるようになる方法もあります!
真上から見ると真っすぐ

手前から見ると右向きに見える

奥から見ると左向きに見える

ラインを手前や奥に傾けて合わせればアドレスを変える必要なし!

真っすぐ合わせたはずのラインが、構えて見ると〝右向きに見える〟人はボールのラインをターゲットに向けてから「ボールを少し左回転、構えたときにラインが手前に傾いている状態」に。〝左向きに見える〟人は「ボールを少し右回転、構えたときにラインが奥に傾いている状態」にセットすると、真っすぐに見えます。
もちろん、傾けてもラインはターゲットに対して真っすぐの向きです!
遠く、前傾が浅い構えはラインを手前に傾ける

近く、前傾が深い構えはラインを奥に傾ける

いかがでしたか? ボールのラインをうまく傾けてまっすぐに見えるよう調整してみてくださいね。

巣山新太郎
●すやま・しんたろう/1998年生まれ、東京都出身。高校卒業後にTHAILAND PGA トーナメントプレーヤーを取得しプロ転向、タイツアーに参戦。帰国後、ティーチングの魅力に気づき、レッスン活動をスタート。現在は東京都の「Futako Golf Club」でインストラクターを務める。
構成=編集部、石川大祐
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川カントリークラブ
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