
女子プロが実践する上達ドリル!「面」を感じて体と腕の動きをそろえる
ツアープロは、次のラウンドで好スコアを出すための練習をしている。
そんなプロたちがこれまでやってきた“実戦に役立つ上達ドリル”をアマチュアのスコアのレベルに合わせて紹介しよう。
「面」を感じて体と腕の動きをそろえる

ショットがバラついてスイングに悩んだとき、私はクラブをテニスラケットに持ち替えて、ミート中心の練習を繰り返します。フェース面が大きいテニスラケットなら「面」を意識しやすく、スクエアなインパクトを作りやすくなるからです。ポイントは手打ちにならないように、体と腕の動きをそろえて、面の向きをできるだけキープすること。クラブを持ったときも、このイメージで「面」を感じながら振れば、手首の余計な動きがなくなるぶん、シンプルなスイングで真っすぐ飛ばせるようになりますよ。

テニスラケットで左右それぞれの片手打ちと両手打ちを行う。体の回転と腕の振りをそろえて面の向きをキープする

ラケットを振るように「面」を感じながらスイング。フェースローテーションが一定になり、ミート率がよくなる
いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして、方向性アップを目指してください!

西山ゆかり
●にしやま・ゆかり/1982年生まれ、神奈川県出身。162㎝。15年のmeijiカップでツアー初優勝。21年は4年ぶり3勝目を目指す。アマダホールディングス所属。
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