60~70ヤードの距離から確実にグリーンに乗せるには?左手を長く使うイメージが重要

向かい風、逆目ラフ、中途半端な距離など予期せぬシチュエーションに遭遇してもあせらずに対応したいもの。

そんな場面で役立つヒントをプロがレッスンします!

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左手のリードで振ればハンドファーストに打てる

バックスイングからフォローまで左腕の長さをキープ

60~70ヤードはアプローチとしては長めの距離ですが、最悪でもグリーンに乗せておきたいところ。そうはいってもスイングの振り幅を加減して打つ必要があるので結構難しいですよね。

こうした中途半端な距離をコントロールして打つためには、ボールにきっちり当てることが大切です。アドレスで左腕をスッと伸ばして構えたら、左腕の長さをなるべく変えないでスイングしましょう。手先の動きに頼らず、体の回転を使って左手のリードで振る。

振り幅が自然にコンパクトになるうえに、アドレスよりもロフトを立てるハンドファーストで打てるので、ボールをうまくミートできますよ。

アドレス(左)インパクト(右)
ロフトを立ててインパクト
クラブはSWでもAWでもいいが、構えたときよりもロフトを立てて打つ意識が必要。左手主導で振ればハンドファーストでインパクトできる
フォローで左ヒジが引ける人は左手首が甲側に折れてフェースがかぶるため、左に引っかけてしまいやすい(左)手先でボールに合わせにいこうとするとインパクトで手首をこねてしまい、ダフリやトップなどのミスが生じやすい(右)
フォローではトゥが上を向く
左腕を長く使えばフォローでは左ヒジが下を向き、ヘッドの先端が上を向く。左ヒジから先が自然にターンし、ボールを正確にとらえられる

いかがでしたか? 左手を長く使うイメージを持ちましょう!

今野康晴
●いまの・やすはる/1973年生まれ、岐阜県出身。175㎝、75kg。日大ゴルフ部を経て96年プロ転向。05年日本シリーズなどツアー通算7勝。京葉CC所属。

構成=小山俊正、鈴木康介、三代崇
写真=中野義昌、小林司

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