崔コーチ直伝!“ボールを見ない”練習法とは?ダフリを防げるって本当…!?

「ボールから目を離さずに打つ」というアドバイスは一度は聞いたことがあるはず。正解だと思っている人も多いでしょうが、そのアドバイスがボールに“当てにいく”動きを誘発してしまうというのがティーチングプロの崔貴憲コーチ。

さらに、あえてボールを見ずに打つ練習法が効果的といいます。その理由を解説してくれました!

ボールを見るのをやめて顔を目標に向けてしまう。このダウンスイングが大事な場面でのダフリを防ぐ!

ラウンド中は、振り切ることよりもヘッドをボールに当てることに意識がかたよりやすい。そのため、プレッシャーのかかる場面では球のつかまりが悪くなったり、引っかけなどのミスが出ることはめずらしくありません。

前傾さえ崩れなければ、切り返しから思い切って顔を上げてもボールに当たる

そんな「当てにいく」動きを排除し、フィニッシュまで体を止めずに回転する感覚を養うには、ボールを見ずに「ノールック」で球を打つ練習が効果的。ダウンスイングで切り返した直後から、顔を目標方向に思い切って向けてしまうんです。こうすれば決して体の回転は止まりませんから、最後まで回り切れます。

慣れてくればコースでも、これで打てるようになります。まずは練習してみてください。

顔を上げる際に首の角度が変わると前傾が崩れてしまう。前傾した背骨に沿って首を回すように注意しよう

レッスン=崔 貴憲

●さい・たかのり/1983年生まれ、千葉県出身。23歳でオーストラリアにゴルフ留学。PGAティーチングプロ。Instagramのゴルフレッスンで人気を集めている。Instagram:do8gao_golf_31

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