【どっち?】ボールが“曲がらない”アドレスって…!? 稲森佑貴プロがレッスン

曲がらないショットで定評のある稲森佑貴は、軸となる「背骨のライン」を重視しているといいます。本人が取り入れているオススメの練習法も公開するので、ぜひチェックしてみてください。

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スタンスの中央に棒やクラブを置いてスイングしてみよう

ボールからスタンスの中央にかけて棒やクラブを置く。もう1本の棒をターゲットラインと平行に置くとより効果的

真っすぐ打つには、真っすぐ構えることが鉄則。その真っすぐとは、目標に対して平行という意味と、地面に対して垂直という意味があります。

後者は、アドレスで軸となる「背骨のライン」を垂直にセットし、上体を前傾させます。そしてそのラインがスイング中に傾かないように、その場でクルッとカラダを回しましょう。

練習では、スタンスの中央に棒やクラブを置くのがオススメ。「真っすぐ」がイメージしやすくなり、正しい軸回転がマスターできますよ。

アドレスとダウンスイングの体勢(上体の向きと角度)がほぼ同じで、その場で軸回転していることがわかる
ボールを上げようとすると、背骨のラインが右に傾く。ショットがバラつくのはこの構えが原因(×)。左右5対5の体重配分にして、真っすぐ立つのが基本。これがカンタンそうで、意外にむずかしい(○)

稲森佑貴 いなもり・ゆうき

1994年生まれ。169㎝、68㎏。ツアー屈指のショットメーカー。「中日クラウンズ 2022」で優勝しツアー3勝目を挙げた。鹿児島県出身。フリー。

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