「飛距離320ヤード超!」河本力の“飛ばしのコツ”を解説

「300ヤードも飛ばす男子プロのスイングなんてマネできない!」と思っている人たちへ。プロが飛ぶのには理由があり、それをマネれば今より飛ばすのも不可能ではありません! 

ドライビングディスタンス320ヤード以上の河本力プロのスイングを、吉田栄太コーチに解説してもらったので、そこから飛距離アップのポイントを学びましょう。

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ヒザ、腰、肩のラインをそろえて構える

①両ツマ先を開いてアドレスすると体を回しやすい
⑥腰の回転力が上がると左足はインパクトで自然とめくれる

河本選手は柔軟性が高く、腰の回転も速い。捻転差も大きいのでアマチュアはマネしづらいスイングですが、①のアドレスで両ツマ先を開いたアドレスは、誰でもマネできるポイント。体が固い人でも腰の回転力を上げられます。

両ツマ先を開くと真っすぐ構えにくい。インパクトにかけて左サイドの壁が作れない、という理由で閉じる人もいますが、飛距離アップで優先すべきは、左サイドの壁よりも左への踏み込みと体の回転です。ツマ先を開くとインパクトからフォローで左足はめくれやすくなりますが、これも気にしなくて大丈夫です(⑥)。

目標に対してスクエアなアドレスは、両ツマ先を結んだラインはあまり気にしなくてOKです。プロでもスタンスラインは右に向けたクローズ気味にする選手もいます。肝心なのはヒザと腰と肩のラインです。この3つのラインを目標に向ければ、アドレスのズレによるスイングのエラーは出ません。どうしても足のラインを目標方向に合わせたい人は、両カカトを結んだラインを目標に合わせてスクエアな構えを作ってください。

いかがでしたか? 今回は河本プロのスイングを解説しました。ぜひ参考にしてみて下さい。

河本力
●かわもと・りき/2000年生まれ、愛媛県出身。183cm、86kg。今季はSansan KBCオーガスタゴルフトーナメントとバンテリン東海クラシックで優勝。賞金ランキング6位と絶好調。ドライビングディスタンスも2位以下に圧倒的な差をつけ、326.41ヤードで堂々の1位。フリー。

写真=ゲーリー小林

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