“飛ぶフェード”を打つコツ!「比嘉選手のように…」と解説

賞金ランキング1位、ZOZO日本人最高位、今年初優勝を果たした今話題の3選手のドライバースイングをピックアップ! そこには飛ばしの秘けつが詰まっていた!

比嘉一貴プロのスイングを、赤坂友昭コーチが解説していきます。

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やや変則でも1位のスイング!

④右ワキをあけたほうが体が回りやすくなる
⑤フェードボールは高い位置からクラブを下ろしたい

比嘉選手は賞金ランキングのトップを走っていますが、スイングは男子プロのなかでもやや独特です。

④のトップはフェースが空を向く、かなりシャットフェースでクラブを振り上げていますが、ダウンスイングではフェースを開きながら戻していくので、インパクトではスクエアフェースになっています。これは強いフェードを打つコツのひとつで、パワーフェードを打ちたい人は、比嘉選手のように閉じた状態から開くフェースの使い方をマネしてみましょう。

また、バックスイングからトップで右ワキが徐々にあいていきます(②〜④)が、これもダウンスイングでしっかり戻せば、あいてしまってもOK。むしろ、体が硬い人は右ワキをあけることで体を大きく回せるようになるため、パワーを出しやすくなります。

⑤のダウンスイングでは高い位置からクラブが入り、アウトサイド・イン気味の軌道で振っているように見えます。近ごろは、シャローイングというインから振り下ろす切り返しが流行っていますが、それが絶対ではありません。パワーフェードを打ちたいなら、比嘉選手のような切り返しや軌道がよく、このスイングが現在の賞金王なのですから「スイングに正解はない!」ともいえますね。

いかがでしたか? 今回は比嘉選手のスイングをピックアップしました。この記事を参考に閉じた状態から開くフェースの使い方を実践してみて下さい。

比嘉一貴
●ひが・かずき/1995年生まれ、沖縄県出身。158cm、70kg。今季は関西オープン、BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ、Shinhan Donghae Openで優勝し、ツアー3勝をあげている。自身初となる賞金王を狙う。フリー。

解説=赤坂友昭
●あかさか・ともあき/1985年生まれ、福岡県出身。ゴルフ選手として活動後、コーチに転向。東京都三鷹市の東京ゴルフスタジオ、新宿区のトータルゴルフフィットネスにて多くのアマチュアのレッスンを行なっている。

写真=ゲーリー小林

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