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どれが1番飛ぶ?ドライバーが「苦手」な人向けにオススメ4モデル【人気記事】

今回は、「ワッグルONLINE」で5月上旬に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気のギア記事TOP3を紹介していきます。

まず紹介するのは、第3位の記事です。

【関連記事】7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説

目次

第3位:「1番飛ぶドライバーは…?」“絶対に失敗しないギア選び”のコツを解説【月間記事トップ3】

今、買うべき“距離計測器”!さらに使いやすく進化した2モデル

最新の距離計測器は、目標までの距離を測るだけでなく、「こんな機能があったら便利」が製品化されている。

テスターの中村香織プロにも「測るのが楽しいですね♪」といわせた最新モデルは、はじめて距離計を買う人だけでなく、すでにもっている人も買い替えを検討したくなるスグレモノばかりだ!

さらに見やすく、測りやすい定番レーザーの最新作

ブッシュネルゴルフ ピンシーカー プロ X3 ジョルト

距離計の大定番・ブッシュネルゴルフのレーザー距離計「ピンシーカーシリーズ」に「PRO X3ジョルト」が新登場。勾配計算に加えて、気温や高度も加味して距離を計算してくれる「エレメント機能」や、カートの縁などにくっつけられる「BI TEマグネットマウント」といった人気機能はそのままに、ピンフラッグ測定性能が最大600ヤードまで拡大。


レーザータイプの距離計で困るのは、目標にうまく当てられないことです。でも「X3」は、測ろうとして目にレンズを当てたときに親指に適度な重さがかかるので、手ブレが起こりません。ブッシュネルのほかの機種を使ったこともありますが、断然持ちやすいし、しっかり測定できる。アプリ連動も活用したいです!

さらに、前作よりもディスプレイ内の数値表示が大きく、赤色文字が濃くなり、見やすさも向上。よりピンに当てやすく、より早く測定できる進化を遂げている。最大の注目機能は、スマホアプリ「ブッシュネルゴルフアプリ」との連動。Bluetooth ®️ でアプリに接続すると、数値表示濃度やホームエレベーション機能などの各種設定がリモートでできる。また、スコア入力やショット記録など統計データ算出管理も可能だ。

Point1
ホームエレベーション機能

「エレメント機能」が進化し、ホームコースやよく行くコースの標高を設定すると、推奨距離が表示される「ホームエレベーション機能」を追加。最適な距離計測を可能にする注目の機能だ。

Point2
スロープロックシステム

競技中に誤ってスロープモードに切り替わってしまう心配がない。スロープモードと直線距離モードを、適材適所で上手に使い分けよう!

DATA●測定可能距離/ 5〜1300ヤード ●測定精度/土1ヤード以内 ●ファインダ一倍率/ 7倍 ●サイズ/長さ120×高さ83×幅43mm ●重量/ 340g ●価格/オープン価格(編集部調べ8万3600円)

自分のスタイルに合うモデルを探す楽しみがある!

ブッシュネルゴルフ イオンエリート

直射日光の下でも見やすい半透過型フルカラータッチスクリーンは、スクリーンをタッチするだけで、レイアップポイントを簡単に確認できる。また、レイアップポイントからグリーンセンター、またはピンまでの距離を同時に表示してくれるのもうれしい機能だ。


ディスプレイが大きくて明るいうえに、フルカラーで見やすい! 画面の拡大も縮小もワンタッチで操作できますが、これは大事ですよ〜。コース攻略は広く全体での情報とピンポイントでの両方で詳しく知りたいものですが、それが簡単にわかります。見落としていた、よくわからなかったなどのケアレスミスがなくなりますね!

ブッシュネル初となる時計型GPSナビ「イオンエリート」は、「時計モード」、グリーンセンター・バック・フロントエッジまでの3距離表示の「ノーマルモード」、「コースレイアウトモード」を搭載。フルカラータッチスクリーンは操作が簡単で、大画面も見やすい。

コースの勾配を加味した推奨距離を表示するスロープ機能や、起伏や高低差を自動で測らない水平距離表示(直線距離モード)にも対応しているので、競技で使用することもできる。38グラムと軽量ながら、本格的な機能が充実している。ゴルフナビモードの連続使用時間は約12時間、完全防水設計で、汗や雨に濡れても安心。

さらに、ブッシュネルゴルフアプリとの連動で、最新コースデータの更新や細かい設定なども可能だ。さまざまな機能をアクティブに使いこなせば、スコアアップに役立つこと間違いなしだ。

Point
精彩なフルカラータッチスクリーン

直射日光の下でも見やすい半透過型フルカラータッチスクリーンは、スクリーンをタッチするだけで、レイアップポイントを簡単に確認できる。また、レイアップポイントからグリーンセンター、またはピンまでの距離を同時に表示してくれるのもうれしい機能だ。

DATA●通信仕様/ Bluetooth® ●ディスプレイ/ 35.5×35.5mm ●防水/ IPX7 ●サイズ/幅46×縦53×厚さ15mm ●重量/ 38g ●価格/オープン価格(編集部調べ3万9600円)

テスター・解説=中村香織
●なかむら・かおり/1986年生まれ、京都府出身。ステップアップツアー3勝。13年にはレギュラーツアーのシード権を獲得。現在は、東京都品川区のEASTGOLFSCHOOLと目黒区の洗足ゴルフスタジオの代表を務め、レッスン活動を行なっている。

写真=相田克己
協力=姉ヶ崎カントリー倶楽部

ウェッジのロフトは何度?本数は?クラブの専門家がわかりやすく解説!

約80名のアマチュアが参加した創刊30周年記念イベントは、鹿又芳典が答える「 クラブ相談」も大盛況だった。そこで、 多くの参加者から聞かれた、よくある疑問や深い悩みとカノマタの解答を誌面でも紹介!

Q キャビティと中空。どっちのアイアンがいいですか?

「キャロウェイやテーラーメイドなどは、10モデル以上のアイアンをラインナップしています」

A ロフト、構造、材質の順に選ぶ!

ーアイアンってたくさん種類がありますよね。私はやさしいモデルがほしいからキャビティか中空かな、と思いますが、ポケットキャビティもありですか?

最近はアイアンのテクノロジーも進化していて、ポケキャビだから飛距離性能が高くてやさしい、ブレードだから打感がよくてスピンが増えるなど、構造だけで判断することが難しくなりました。私が最新アイアンを選ぶときに推奨しているのは、まずはロフトを決めること。基準となるのは7番アイアンで、アイアンでも飛距離を出したいなら、7番で30度未満のアイアンを選ぶ、打ち出しを高くしてスピンをかけたいなら30度以上にすることからスタートします。

ロフトを決めたら、次は構造です。ミスヒットに強いアイアンがほしいならポケットキャビティ系、操作性を求めるならシャープなブレード系が合うでしょう。中空構造は顔を重視しつつ、適度なやさしさを求める人にピッタリです。そして最後が材質。弾き系が好きならステンレスやチタン、食いつき感のある柔らかい打感なら軟鉄素材がいいですね。

Q 飛び系アイアンって鹿又さん的にはアリですか?

「インプレスドライブスターは7番アイアンのロフトが25度ですが、タングステンによる低重心化で、昔の7番アイアンと同じ高さが出せます」

A アリです! じつは9I、PWで飛距離をかせげることが大きい!

ー飛び系アイアンは「7番アイアンで180ヤードくらい飛ぶ」といってもロフトが昔の5番くらい立っているからですよね。ほかにも長所ってあるんですか?

よく「飛び系アイアンって、ロフトが立っているだけ」「アイアンで飛距離アップしても意味がない」という人がいますが、そんなことはありません。ロフトを昔の5番アイアンと同じにしても、7番アイアンの高さを出せるのが最新の飛び系アイアンです。

さらに、私が飛び系アイアンの優位性を感じるのは9番アイアンやPWなど短いアイアンで飛距離を出せることです。たとえばノーマルアイアンの場合、アマチュアが残り150ヤードから7番アイアンでグリーンに乗せるのは簡単ではありません。しかし、その距離を9番アイアンで打てば、グリーンオンする確率は大幅に上がります。

Q 1セット、同じメーカーでそろえたほうがいいですか?

「3Wはドライバーより5~10g重くするのが基本だが、同じ重さまではセーフ。軽くなるのはNGです」

A 複数メーカーでもOK! ただし、ウッド系は「同一ブランド」がオススメ

ードライバーとFW。アイアンとウエッジも違うメーカーを使っています。これってそろえたほうがいいですか? そろえることでのメリットってなんですか?

結論からいえば、同じメーカーでそろえる必要はありません。ツアープロもすべてが同一メーカーではなく、さまざまなメーカーのクラブをミックスしたセッティングを組んでいる選手がいますよね。

ただし、注意してほしいのがシャフト重量です。複数メーカーのクラブを組み合わせた結果、3番ウッドのシャフトがドライバーより軽くなってしまったり、アイアンのシャフトがウエッジよりも重いのはセッティングの流れとしてよくありません。とくにドライバーとFWをバラバラに購入するとそうなりがち。ウッド系だけは同一ブランドでそろえておくとその心配もありません。これは同一メーカーではなく、同一ブランドです。たとえば、ドライバーがスリクソンで、3Wがゼクシオは重量に気をつけなければいけません。

Q ウエッジのロフトは何度がいいですか?

「セットのPWがロフト45度だとしたら、その下に入れる単品ウエッジは4度差にこだわらなくてOKです」

A PWを基準に4度ピッチが基本ですが「何ヤード打ちたいのか」も大事!

ー鹿又さんがよくおっしゃってるウエッジ4本のセッティングにしたいと思います! ロフトは何度にしたらいいか教えてください!

PWを含めたウエッジ4本セットはすごくいいと思います。そのときのロフトの選び方は、PWのロフトを基準に4度ピッチにするのがひとつのセオリー。ただし、同じロフトでもアイアンセットのウエッジと単品ウエッジでは飛距離が違うことに注意。ロフトが同じでも単品ウエッジのほうが飛ばない傾向があります。これはセットのウエッジのヘッドの構造が、アイアンの流れだからです。だから、PWから単品ウエッジでロフトを4度刻みにすると、PWとその下のウエッジに大きな飛距離差が出やすくなってしまいます。

また、ウエッジは「何ヤード打ちたいか」で選ぶことも大切です。PWで120ヤード打っているなら、ぴったり100ヤード打てるウエッジを次の1本にする。そこから4度ピッチにするのが賢明だと思います。

この記事を参考にクラブに関する悩みの解決に役立ててみて下さい。

解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

構成=野中真一
写真=高橋淳司、相田克己

「1番飛ぶドライバーは…!?」“絶対に失敗しないギア選びのコツ”を鹿又芳典が解説

約80名のアマチュアが参加した創刊30周年記念イベントは、鹿又芳典が答える「クラブ相談」も大盛況だった。

そこで、多くの参加者から聞かれた、よくある疑問や深い悩みとカノマタの解答を紹介!

Q.自分に合うクラブがわからないのですが……

「ハードすぎるといわれる『ステルス』ですが、パワーヒッターのなかには人生最高のドライバーだ!と絶賛する人もいます」

A.目的と優先順位を決めることが大切!

ゴルフ歴20年ですが、いまだに自分に合うクラブがわかりません。人気モデルを買っても合わないことがよくあって、もうクラブ選びに失敗したくないんです!

超人気モデルでも、飛距離や方向性、操作性、顔や寛容性まですべてがパーフェクトというクラブはありません。たとえば、操作性を優先してドロー、フェードを打ちやすくすれば寛容性は落ちてしまいます。

だから、クラブを選ぶときは目的と優先順位を決めることが大切。ミスの幅を小さくしたいなら、寛容性が高いクラブを最優先に選ぶ。ナイスショットしたときに最大限のパフォーマンスを出したいなら、低スピン系など飛距離性能が高いモデルが合うでしょう。

「自分に合う」は漠然としすぎているので、「自分の“目的”に合う」という考え方で選ぶと、納得できる1本が見つかると思います。

Q.新しいクラブにしたらスコアがよくなりますか?

「苦手な距離を克服できるクラブを入れることがスコアアップにつながる。グリーン周りが苦手ならチッパーもありです!」

A.スコアを作りたいならセッティングを見直す!

ー今のクラブはどれも10年くらい使い続けています。最新モデルのほうが飛ぶとは思いますが、ドライバーだけでも買い替えたほうがスコアはよくなりますか?

私は「クラブは飛距離、スコアはセッティング」という持論をいい続けています。

10年前のドライバーを使っているなら、間違いなく最新ドライバーに替えたほうが飛距離は伸びるでしょう。しかし、それでスコアがよくなる保証はありません。スコアをよくするならクラブではなく、セッティングを見直すことが大事だからです。10年前のセッティングだと単品ウエッジは2本しか入れていない人が多いのですが、単品ウエッジを3本に増やすだけで100ヤード以内のもったいない1打がなくなります。

もうひとつ、10年前と違うのはユーティリティです。今は、女子プロでもアイアンを6、7番からにしてUTの本数を増やしています。アベレージゴルファーであれば、UTはロフト22度前後と25度前後の最低2本は入れてもいいと思います。

Q.一番飛ぶドライバーを教えてください!

「飛ぶと評判のドライバーを比較しても、モデルによってフェースの返しやすさは全然違います」

A.まずはスクエアにインパクトできるかが大事!

ーあれも飛ぶ、これも飛ぶっていわれていますが、結局一番飛ぶドライバーってどれなんですか?

これは、本当によく聞かれる質問です。ドライバーに関しては「ボール初速が上がって飛ぶ」「低スピンで飛ぶ」「キャリーが伸びて飛ぶ」など、いろいろな飛ばし方がありますが、飛距離アップの絶対条件は“スクエアにインパクトできるか”です。どんなにボール初速が上がってもフェースが開いてインパクトしていたら意味はありません。私がフィッティングでいつもチェックしているのは“ぶ厚く、スクエアに当たっているか”です。

だから、ドライバーを試打するときはドローバイアスでつかまりがいいモデル、アスリートタイプでつかまりを抑えたモデル、その中間のノーマルタイプという3本を打ち比べてみることをオススメします。そのなかで、もっともフェースをスクエアに向けて打ちやすいヘッドを見つければ、自分が一番飛ぶドライバーの傾向を間違いなく選べるようになると思います。

この記事を参考にクラブに関する悩みの解決に役立ててみて下さい。

解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

構成=野中真一
写真=高橋淳司、相田克己

アクセス数第2位の記事はこちら。

第2位:今どきの“ハイテクドライバー4選”! 性能の高さにアマチュアもビックリ!

話題の「パラダイム」「ステルス2」からすでに大ヒットしている「G430」まで、 鹿又が計23モデルのドライバーを試打。 さらに今回は4人のアマチュアにも打ってもらい「1番飛んだドライバー」を選んでもらった。今回はハイテクノロジーを搭載した4モデルを紹介。

鹿又+アスリートからシニアゴルファーまでタイプの違う4人のアマチュアも徹底試打!

最高の素材で完成度が高い

キャロウェイ グレート ビッグバーサ

SPEC●ヘッド素材/鍛造FS2Sチタン(フェース)、8-1-1チタン(ボディ)、トライアクシャル・カーボン(クラウン)、フォージド・カーボンコンポジット(ソール)●体積/460cc●ロフト角/10.5度●長さ/45.5インチ●シャフト(フレックス)/SPEEDER NX for Callaway(R、SR、S)など●価格/10万7800円〜

素材も最高品質のモノを使っているので、すごく完成度の高いドライバーに仕上がっている。年齢的には40代以上でヘッドスピード40から43m/秒のアマチュアにハマると思います。ボールのつかまりは「パラダイム X」よりもう1段階いいですね(鹿又)

(中級者代表・石井さん)クセがなくて、1球目から超ナイスショットが打てました。2000から2010年代に名器といわれたドライバーの顔なので、ベテランゴルファーにはなじみのある形状だと思います。心地よい打球音で、打感は「パラダイムシリーズ」よりも好きです。

(シニア代表・青木さん)つかまりのよさが一番の特徴でした。スライス気味でも大きく右へ曲がらず、うまく打てたときは強いドローボールが出る。振り感も軽くてヘッドスピードが上がるし、振り抜きもいい。ちょっとスペックダウンしたいなら、これくらいのドライバーがよさそうです。

前作よりも2段階やさしい

テーラーメイド ステルス2

SPEC●ヘッド素材/新60層カーボンツイスト+PUカバー(フェース)、チタンフレーム[9-1-1 ti](ボディ)、6層カーボン(クラウン)、9層カーボン+特殊強化カーボンコンポジットリング(ソール)●体積/460cc●ロフト角/9、10.5、12度●長さ/45.25、45.75インチ●シャフト(フレックス)/TENSEI RED TM50’22(R、SR、S)など●価格/9万3500円〜

初代「ステルス」もすごくパフォーマンスが高いドライバーでしたが、一部のゴルファーからは難しいという声もありました。「ステルス2」ではスピン量が200から300回転増えたことで、打球も上がりやすくなった。2段階くらいやさしくなっています(鹿又)

(若者代表・関さん)カーボンフェースでも、打感や打音に違和感はありません。反発力はチタンフェースよりも高くて、すごい勢いで真っすぐ飛んでいく球が何球か出ました。飛びに特化したモデルではないのに飛距離性能はかなり優秀で、前作よりもあきらかに飛びますね!

(アスリート代表・玉村さん)私にとっては23モデルのなかで一番飛びました。単純にボールスピードが速いので、しっかりと高い打ち出し角を作れる人であれば、キャリーもランも伸ばせると思います。少しヒール側に当たったときでも、ほtんど飛距離が落ちませんでした。

アベレージでも使える!

テーラーメイド ステルス2 HD

SPEC●ヘッド素材/新60層カーボンツイスト+PUカバー(フェース)、チタンフレーム[9-1-1 ti](ボディ)、6層カーボン(クラウン)、9層カーボン+特殊強化カーボンコンポジットリング(ソール)●体積/460cc●ロフト角/9、10.5、12度●長さ/45.5インチ●シャフト(フレックス)/TENSEI RED TM50 ’22(R、SR、S)●価格/9万3500円

「HD」は前作も適度なやさしさがありましたが、2代目はさらにやさしくなっていてアベレージゴルファーでも十分に使えるドライバーです。打球が上がりやすくなっていて、打ち出し角が前作より2度以上は高くなる性能をもっています(鹿又)

(中級者代表・石井さん)ドロー設計ということですが、私が打つと完全にストレートボール。インパクトでボールを押してくれる感じがして、当たり負けしない強さはあります。この打感はすごく好き。ヘッドの外周部分に赤い線が入っているのもカッコいいですね。

(シニア代表・青木さん)軽く振ってもボールがしっかりつかまるし、打球が高く上がってくれてキャリーが伸びる。シャフトフレックスがRであれば、シニア層でも強くて高いドローボールで飛ばせます。クラブをあまり軽くしたくないシニアゴルファーにオススメしたいですね。

ハードヒッターが好む初代を継承

テーラーメイド ステルス2 プラス

SPEC●ヘッド素材/新60層カーボンツイスト+PUカバー(フェース)、チタンフレーム[9-1-1 ti](ボディ)、6層カーボン(クラウン)、9層カーボン+特殊強化カーボンコンポジットリング(ソール)●体積/460cc●ロフト角/8、9、10.5度●長さ/45.25、45.75インチ●シャフト(フレックス)/Diamana TM50’23(R、SR、S)など●価格/9万6800円〜

「ステルス2」「ステルス2 HD」は前作よりやさしくなっていますが、「ステルス2 プラス」はハードヒッターが好む初代の低スピン性能や操作性のよさを引き継いでいます。上級者やパワーがある人には、どれだけ振っても左に飛ばない安心感が魅力です(鹿又)

(若者代表・関さん)ステルスの「プラス」は、とにかくパワーがあってヘッドスピードが40後半はないと打てない、と聞いていましたが、本当にそうだったんですか? 2代目の「プラス」はロースピンの高弾道が打てる。重心も浅めで操作性もあるいいドライバーです。

(アスリート代表・玉村さん)一時期、初代の「ステルス プラス」を使っていましたが、「ステルス2 プラス」もやっぱり打球が強い。センターヒットしたときの飛距離はNo.1だと思います。トゥ側にも丸みがある形状なので、ドローやフェードを打つイメージも出しやすいです。

日々進化しているドライバーの性能はいかがでしたか? ドライバーを新調する際にぜひ参考にしてみてください。

試打・解説=鹿又芳典●かのまた・よしのり/ 多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

構成=野中真一、編集部
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール

アクセス数第1位の記事はこちら。

第1位:どれが1番飛ぶ?ドライバーが「苦手」「飛ばない人」向けにオススメの厳選4モデル!

話題の「パラダイム」「ステルス2」からすでに大ヒットしている「G430」まで、 鹿又が計23モデルのドライバーを試打。 さらに4人のアマチュアにも打ってもらい「1番飛んだドライバー」を選んでもらった。今回は23モデル中、4機種の試打結果をご報告。

鹿又+アスリートからシニアゴルファーまでタイプの違う4人のアマチュアも徹底試打!

軽量だけどバランスがいい!

ピン G430 HL MAX

SPEC●ヘッド素材/FORGED T9S+チタン(フェース)、811チタン(ボディ・クラウン)●体積/460cc●ロフト角/9、10.5、12度●長さ/46インチ●シャフト/FUJIKURA SPEEDER NX 35、45(ワンフレックス)●価格/9万3500円

今までのピンにはなかった軽量タイプのドライバー。ただ軽いだけでなく、ヘッド、シャフト、グリップのすべてを軽くしたことによって、クラブ全体のバランスがいい。ヘッドスピードが上がるので飛距離のパフォーマンスは「G430 MAX」以上です(鹿又)

(若者代表・関さん)僕の年齢やヘッドスピードでは「軽いドライバーが合うわけがない」と思いきや、トップ3に入るくらい飛びました。ほかのドライバーは240ヤードくらいでしたが、このドライバーは250超えを連発。「軽量は飛ぶ」は本当でした。

(シニア代表・青木さん)「HL」のほうが重さは私に合っていますね。軽さによってヘッドスピードとボール初速が上がって飛ぶ。試打したシャフトは45g前後で「ここまで軽くしてもいいのか」と思いましたが、この軽さと振りやすさはこのドライバーならでは、のようです。

HS35m/秒のスライサーに最高!

ピン G430 HL SFT

SPEC●ヘッド素材/FORGED T9S +チタン(フェース)、811チタン(ボディ・クラウン)●体積/460cc●ロフト角/10.5度●長さ/46インチ●シャフト/FUJIKURA SPEEDER NX 35、45(ワンフレックス)●価格/9万3500円

超軽量&ドロー設計は、ヘッドスピード35m/秒前後のスライサーにピッタリです。この軽さになっても慣性モーメントが高くて、ミスヒットに強い「G430シリーズ」の特徴は出ています。軽いですが、決してヤワな感じはありません(鹿又)

(中級者代表・石井さん)私のヘッドスピード(約45m/秒)だとちょっと軽すぎる感じでしたが、軽く振るとビックリするくらい飛んだので、飛ばすポテンシャルは相当高いと思います。打球の最高到達点は「G430シリーズ」のなかで1番高かったです。

(シニア代表・青木さん)「HL MAX」よりもボールのつかまりがよいこのモデルはさらにいいですね!飛ばしたいからドローが打ちたい私の理想を簡単に叶えてくれました。弾道が弱くなったシニアゴルファー、軽くてつかまりもいいドライバーが欲しいとなったらコレでしょう!

新生インプレスはカッコいい系

ヤマハ インプレス ドライブスター

SPEC●ヘッド素材/6-4チタン精密鋳造(ボディ)、カーボン(クラウン)●体積/460cc●ロフト角/9.5、10.5、11.5度●長さ/45.5インチ●シャフト(フレックス)/SPEEDER NX for Yamaha M423d(R、SR、S)●価格/9万2400円

デザイン性も「顔」もよくなってカッコいいドライバーになりつつ、インプレスの伝統でもある飛距離性能を継承している点が素晴らしい。フレックス別に296g(S)、284g(SR)、279g(R)と重量差をつけているので幅広い層に対応しています(鹿又)

(中級者代表・石井さん)オーソドックスな形状で構えやすく、アドレスした瞬間にいい球が打てるイメージが湧きました。打球は、見た目の印象とは違い高弾道でボールのつかまりもいいので、そのギャップに驚きました。今までのインプレスとまったく異なりますね。

(シニア代表・青木さん)前作のUD +2のドライバーも使っていましたが、デザインがよくなったし「飛んだ!」と感じる高めの打音がします。飛ぶ性能はさらに上がっているので、飛距離が伸びない、落ちてきたことが悩みのゴルファーは、これは必ず候補に入れたほうがいいでしょう。

HS40m/秒で一番飛ぶのはコレ!

つるや アクセル GF

SPEC●ヘッド素材/カーボン(フェース・ボディ)、Ti-811(ボディ)、タングステン合金(ウエイト)●体積/460cc●ロフト角/10.5度●長さ/46インチ●シャフト(フレックス)/VANQUISH for AXEL GF(R、S)●価格/9万6800円

今回の23モデルのなかで、ヘッドスピード40m/秒のゴルファーが打って一番飛ぶのは「アクセル GF」だと思います。カーボンフェースを採用したことで最大飛距離を伸ばしたことはもちろんですが、芯を外したときの飛距離ロスも少ないです(鹿又)

(中級者代表・石井さん)カーボンフェースによる違和感やチタンフェースとの違いはまったくない。打感はすごく心地よいです。ボールスピードも速くて、ミスヒットにも強いので安定して飛ばせます。ちょうどいい軽さで振りやすいので、ヘッドスピードも上がりそうです。

(若者代表・関さん)全体的に丸みを帯びたヘッド形状で、やさしい印象を受けます。打ってもやさしくて、スイートエリアを外したミスヒットでも飛距離ロスが少なく、曲がりも抑えられるのはカーボンフェースのおかげですかね?飛距離性能の高さも感じました。

飛距離アップにもつながるドライバーの紹介でした。ぜひ試してみてください。

試打・解説=鹿又芳典●かのまた・よしのり/ 多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

構成=野中真一、編集部
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール

いかがでしたか? ワッグルONLINEは、まだまだ多くの情報を載せた記事を公開しています。ぜひ、ご覧ください!

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