女子プロが球をつかまえる方法を解説!“三角形”をイメージして打つ

「ドライバーでのティーショット」は、そのホールのスコアに大きく影響する大事な1打目! きちんと飛ばして、なおかつフェアウェイをとらえたい。

レベル別のドライバーのヒントで上達し、次のラウンドで早速、スコアの壁を破ろう!

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【80切りのヒント】球を正しくつかまえる!
三角形のスイングプレーンをイメージ
上げた軌道の「やや下」に振り下ろす!

【画像左】バックスイングのプレーン
【画像中】ダウンスイングのプレーン
上げる軌道を完璧にそろえるのは難しくループさせたほうが簡単

クラブをループさせてインから振り下ろす

80の壁を破るには、球を正しくつかまえてショットの精度を高める必要があります。そのひとつの方法として、細長い三角形のスイングプレーンをイメージし、振り上げた軌道の「やや下」に振り下ろします。

言い換えると、ダウンスイングのプレーンがバックスイングのプレーンより低くなるように振る。このようにループさせると、クラブがインサイドから下りて、ボールのつかまりがよくなります。私は調子が悪くなると、逆ループのカット打ちになってしまうので、この三角形をとても大事にしています。

ボールを頂点とした細長い三角形をイメージしそのなかでスイングする

インサイドから下ろして飛ばす

トップの右肩の位置をキープし、上げた軌道の「やや下」に振り下ろすと正しいインサイドからボールを打てる

アウトサイドから下ろすのはNG

切り返しで手や上体に力を入れると、右肩が前に出て、逆ループのカット打ちになってしまう

球がつかまってショットの精度がアップします!

いかがでしたか? ショットの精度を高めて80切りを実現しましょう。

鶴岡果恋

●つるおか・かれん / 1999年生まれ、神奈川県出身。166cm。18年のプロテストに合格。24年シーズンは、ニトリレディス2位など6度のベスト10入りで、初優勝まであと1歩。明治安田所属。

構成=小山俊正
写真=田中宏幸

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