
打ちたくない方向に“あえて打つ”が正解!? ナイスドローを打つコツ
左に曲げるとOB。右に曲げるとバンカー。「真っすぐ打たなきゃ」と考えるとプレッシャーで体がうまく動かなくなる!
【状況4】 ドローボールで右バンカーを回避

【ミスのパターン】スイングの動きを変えて球筋を変えると想定外のミスが出る

ドローヒッターが「右のバンカーの左のラインがベストポジション」という場合、プッシュアウトを避けるために「ボールをしっかりつかまえよう」としがちです。ヘッドを返そうとしてリストターンが過剰になり、引っかけになります。
危険な方向には打ちたくない意識をうまく利用する
この状況は、状況2で説明した右サイドに打たない方法でも対応できますが、右の危険エリアをドローボールで避ける方法も紹介しておきます。
あえて右の危険エリアへ向かって構えてください。そこへ真っすぐ打ってしまうとダメなので、無意識につかまえようとする動きが出る。ボールを意図的につかまえようとするとスイングが乱れやすいのでミスしがちですが「向きに対して回避しようとする自然な動き」を利用して打つと、ナイスドローが打てます。
【克服法】あえて打ってはいけない方向を向きつかまえる動きを誘発する

それ以上右に打ち出してはいけないラインで構えると、球をつかまえる動きが自然に出てくる
いかがでしたか? あえて打ってはいけない方向を向くことも検討してみましょう!

レッスン=畑井悠佑
●はたい・ゆうすけ / 13歳でゴルフを始め、大学卒業後にレッスン活動を開始。「感動のあるレッスン」で、気持ちいい動き方を身につけさせる指導を心掛けている。GPC恵比寿在籍。

モデル / 大橋健太郎さん
35歳。175cm、64kg。ゴルフ歴17年。最近はラウンドの回数が減り、自信をもってプレーできていないと感じている。持ち球はドローボール。
構成=長沢潤
写真=高橋淳司
協力=サザンヤードカントリークラブ
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