高次元での
「飛びとやさしさ」の両立に
西のカリスマフィッターが
驚いた!




試打・解説=土手 陸
●どて・たいら/1991年生まれ。24歳でゴルフをはじめ、京都の「スイングファクトリー」の店長を経て、現在は「ゴルフギアベースD-UP」の代表を務める“西のカリスマフィッター”。「東京ゴルフスタジオ」のクラフトマン兼インストラクターとしても活動中。

スイングや球筋を
進化させるクラブ

 アベレージ向けのやさしいクラブと聞いていましたが、顔を見て「本当にそうなの?」と思いました。定評のあるHONMAならではの上級者も好む美顔です。試打してみての一番の印象は「やさしいだけのクラブではない」でした。今が最高ではなく「使い続けていくとスイングや球筋がどんどんよくなっていく」レベルアップが期待できる要素を秘めたドライバーです。


 その一番の理由はスピン量ですね。近ごろのドライバーは低スピン化が進んでいますが、ヘッドスピードがプロのように速くないアベレージゴルファーは、ロースピンすぎるとキャリーが出ない。でもGSドライバーは適度にスピンが入ってくれる。これは今後、真っすぐだけではなく、ホールレイアウトや風などの状況によって高い球、低い球、左右へ意図的に曲げる球が打てるようになる成長へとつながっていきます。

土手も大満足のヘッド形状。やさしいドライバーにありがちな過度なフックフェースではなく、ヘッド全体の丸みがきれいで目標へ真っすぐ向けやすい


 もちろん使ってすぐに、ボールがフェースに一度乗ってから強く弾いてくれるので飛距離が伸びる。芯を外しても手ごたえが変わらず、曲がりを緩和する寛容性の高さから方向性がよくなる。フルチタンヘッドならではの打感のよさがあり、少し高めの打音は大きな飛びをイメージできることからスコアアップが叶います。100を切る、安定して90台で回るだけでなく、その先を目指せる。アスリートゴルファーになりたい人にお薦めしたいドライバーです!

試打は、「コスパ最高~!」と
人気のボール「D1」を使用して行ったが
「このボールとGSドライバーの相性もいいですね」と土手。
相性のよさをチェックするために、

ヘッドスピードを一般アマチュアに多い
“42m/秒前後”で試打。弾道数値を測定してみた。

思ったとおり
バックスピンが最適!

ボール初速は60m/秒を超え、16度近い高打ち出し。そしてバックスピン量は2880
rpmと、ボールに浮力がついてキャリーが伸びる数値が出ました。これはGSドライバーがきちんとスピンを入れてくれたための好結果。低スピンドライバーだとヘッドスピードに対して、ここまで効率よく飛距離が伸びないと思います。これ1ダースで1980円ですか!? 打感もいいし、アベレージゴルファーがスコアメイクするにはこれで十分ですね。

ボールを替えただけで
5ヤードアップ!

打感はD1と同じくソフトですが、D1スピードモンスターのほうが反発力が高いため球離れが速い印象を受けました。数値を見ると印象どおりで、打ち出し角とスピン量は少し低くなりましたが初速が上がって飛距離が5ヤードアップ。ボールを替えるだけで飛距離が伸びるのは大きな魅力ですね。2打目も楽になるでしょう。しかし、飛距離追求型のボールはアイアンで止まる球が打てるか少し不安……。そこで、アイアンでの試打もしてみましたが、高さもスピンも問題なしでした!

アイアンもヘッドスピードを一般アマチュアに合わせて試打。5550rpmとしっかりバックスピンが入りました。落下角が45度と出ましたが、これはツアープロと同等のアングル。3ピース構造になったことで、グリーンに止まりにくい心配も解消されています。ボールだけでなく、このアイアン自体もいいのでしょう。形状や打感はアスリート好み。ミスヒットにも強く、下めに当たってもスピンがきっちり入って高さが出るので、タテの距離感がそろう。アベレージゴルファーはもちろん、中上級者にもお薦めできます。

スピン量が多すぎる人は、GSアイアンとD1(右)の組み合わせでもOK。D1ボールがスピン過多をほどよく抑えてくれる


●商品の問い合わせ/本間ゴルフ ☎0120-941-380(平日10:00~17:00) 
www.honmagolf.com

写真=高橋淳司
協力=日神グループ 平川CC