“300ヤード飛ばす”にはどう振ればいい?ゴルフコーチが教える「飛ばしの秘訣」

「300ヤードも飛ばす男子プロのスイングなんてマネできない!」と思っている人たちへ。プロが飛ぶのには理由があり、それをマネれば今より飛ばすのも不可能ではありません! 

ドライビングディスタンス300ヤード以上の岩﨑亜久竜選手のスイングを、吉田栄太コーチに解説してもらったので、そこから飛距離アップのポイントを学びましょう。

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ボールに伝えるパワーが増加

③左腕とクラブでできたL字をインパクト直前までキープしている
⑤右ヒジを伸ばすと自然と手元が低くなりタメができる

岩﨑選手は手首のコックを使って飛距離を伸ばすタイプです。③のバックスイングを見ると腕とクラブでL字ができていますが、このL字をずっとキープしていて、ハーフウェイダウンで手元がとても低いところにあります(⑤)。このように動かすとインパクトゾーンが長くなる。点ではなくゾーンでボールをとらえられるため、飛距離だけでなく方向性もよくなります。

このスイングテクニックは、飛ばしの秘けつとして今、最注目されています。タメを作ろうとして、最後まで手首を解かずにガンバっても手元が高くなってしまうと、逆に手元が解けやすくなってしまう。手元を低く下げたほうがタメを作り続けられて、クラブを引っ張れる。それをインパクトで解放することでボールへ伝えるパワーが増加するのです。

タメを作るためには、ダウンスイングで右腕とフェースの向きをチェックしてみてください。右ヒジを伸ばしながらクラブが地面と平行に戻ってきたとき、フェースが閉じ気味になっていればOKです。

いかがでしたか? 今回は岩﨑プロのスイングを解説しました。ぜひ参考にしてみて下さい。

岩﨑亜久竜
●いわさき・あぐり/1997年生まれ、静岡県出身。181cm、86kg。今季は開幕戦で5位に入ると、BMW日本ゴルフツアー選手権3位、パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ2位と初優勝まであと一歩。ドライビングディスタンスは10位で300.63ヤード。フリー。

写真=ゲーリー小林

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