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2つの写真の違いは?“例のあの人”が原因?ゴルフ写真家が気づいたこと

アメリカチームvs国際選抜チームで行なわれる団体戦 「プレジデンツカップ」は、通常の試合とは違った面白さがある。今年も大盛況だった大会に突撃!

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プレジデンツカップ 今年もアメリカチームが勝利

アメリカチーム

プレジデンツカップは2年おきに開催されていたが、コロナの影響で今年は19年以来、3年ぶりとなった。今年も19年に続きアメリカチームが勝利。国際選抜チームは98年大会以来、勝利から遠ざかっていて、今年も木曜のフォーサム、金曜のフォーボールの10マッチが終了した時点で8対2と大差をつけられていたが、土日の後半戦で盛り返し、大会は大盛況だった。 

この大会はライダーカップとは雰囲気が少々異なり、対決感よりもイベント感が強い。もちろん、試合がはじまれば、真剣みやマッチプレーならではの駆け引きが見られるが、この大会らしい見どころや面白シーンも多々あったので、それらを写真に収めてきた。

アジア人は国際選抜チームのエース級

国際連合チーム

13年大会は、まだPGAツアーに本格参戦する前の松山英樹がセンセーショナルに登場したが、今では国際選抜チームのポイントゲッターとしての活躍を求められる選手になった。今回は盟友アダム・スコットと組んで戦ったが、勝利ポイントを獲得したのは土曜午前のフォーサムのみ。次回大会に期待したい。

その一方で新星も誕生。20歳の新人キム・ジュヒョンは、土曜午後のフォーボールで劣勢だった国際選抜チームの雰囲気を変えた。18番ホールのバーディに、国際選抜チームはまるで優勝したかのように歓喜(写真上)。韓国人選手は4人も選出され(写真中)、アジア人の活躍が目立つ。次回は日本人選手にももっと出てきてほしいところだ。

この写真の違いは例のあの人が原因?

会場内やメディアセンターには、過去の優勝チームの写真が大きく飾られていたが、アメリカチームが全員でカップを高々と掲げる写真(左)に対して、国際選抜チームはバラバラとどこかに引き上げていく写真だった(右)。これは「国際選抜チームの唯一の優勝時にグレッグ・ノーマンが写っているからでは」というのが現場の憶測。きちんとした集合写真にすると、PGAツアーと敵対中のLIVゴルフを率いるグレッグ・ノーマンがいる。それを避けるためのセレクトだったのではないだろうか。

いかがでしたか? 団体戦ならではの楽しさを感じてみてください!

フォトグラファー 田辺安啓(通称JJ)
●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。

取材・写真=田辺安啓 
TEXT & PHOTO Yasuhiro JJ TANABE

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