小祝さくらのドライバースイングを解説!「低くて長いインパクトゾーンが…」

今月は前半戦に大活躍し、今季の賞金女王候補にあがる3選手をピックアップ! 彼女たちのドライバーのスイングには、アマチュアゴルファーにマネしてほしいテクが詰まってる!

※選手の記録は8月12日現在のもの

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フォローで右ヒジを伸ばし、ヘッドを遠くへ振り出す

Point タテ方向のコッキングを早めにすることでトップがコンパクトになる

ツアーでは5年連続で優勝。2018年から4シーズン連続で年間賞金ランキングトップ10入り。好成績を出し続けている小祝さくら選手は、インパクト前後の軌道がマネたいところのひとつです。ハーフウェイダウン(❻)からフォロー(❼)までインパクトゾーンが低くて、長い。だから、シーズンを通して安定したショットを打つことができています。

Point 右足がツマ先立ちになるくらいしっかり左へ踏むことで体の回転スピードが上がる

この打ち方ができるポイントが、右ヒジの動きです。切り返し(❺)からハーフウェイダウン(❻)にかけて、右ヒジがワキ腹から体にそったギリギリのラインを通っています。すると、ヘッドがインサイドから入ってきて、ヘッドの入射角がゆるやかなになる。アマチュアはダウンスイングで右ヒジが体から離れてしまう人が多く、ヘッドが急角度で下りてくるためカット軌道になりやすい。この悪癖は、小祝選手のようにフォローで右ヒジをしっかり伸ばし、ヘッドを遠くへ振り出すように打つことで直せます。

フォローでヒジが曲がっていると、ヘッドが早いタイミングで高く上がってしまうので、右ヒジの動きに気をつけて低く長いインパクトゾーンを作ってください。

小祝さくら

●こいわい・さくら/1998年生まれ、北海道出身。158cm。今シーズンは地元・北海道で開催されたミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップで優勝し、ツアー通算9勝に。年間トップ10回数は8回と、初賞金女王に向けて調子を上げている。ニトリ所属。

解説=真弓伸仁

●まゆみ・のぶひと/1975年生まれ、 神奈川県出身。2009年にUSGTFティーチングプロの資格を取得。現在は東京・三鷹市の東京ゴルフスタジオで活動中。やる気に火をつけ「自主練したい!」と思ってもらえるようなレッスンを心がけている。

写真=ゲーリー小林

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