簡単に“高い球を打つ”ためのポイントとは?木戸愛プロがレッスン!

プロのうまさが光るのが難しい状況やトラブルでのショット。

難しい状況やトラブルでのショット。今月は「こんなとき、どうするの?」と困ったときに、いくつかある対処法のなかから「これがいちばん簡単、確実でいいですよ」という狙い方や打ち方のヒントを教えてくれた。

【関連記事】飛び系アイアンを使いこなすコツ!「番手間の飛距離の差は…」と石井良介プロが解説

しっかり振り切り目線の高いフィニッシュをとる!

スイングは高く上げようとする意識も動きなし! しっかり振り切り、普段と違う動きを意図的にしないことがきちんとミートするコツだが、フィニッシュでの目線だけ球の高さに合わせて高くとると、それまでのスイングが勝手に球を高く上がる動きをする。

スイングで上げようとする動きや意識はゼロ

前方の木が邪魔でグリーンが見えないスタイミーな状況は、木や枝を避けて目標を狙いますが、ロフトが寝ているアイアンはサイドスピンをかけにくいので、大きく曲げるは難しい。木の上を通せそうなら、高い球を打って狙うのがいちばん簡単です。

狙った高さをしっかり出すにはミートが必須となりますが、スイングを変えると打点がズレやすくなってしまうので、アレンジするのはアドレスだけ。スイングは変えず、鋭く振り切ることを強く意識して、キレと加速でボールを高く上げるのが成功のコツになります。

①目線を高く上げて目標を確認

②フェースを少し開く

③気持ち右体重

①は「高く上げることが優先なので、飛距離が落ちてショートするとしても番手は上げません」と木戸。②によって、体重がいつもよりも少し右足に乗る。ハンドファーストの度合いも弱まって、球を高く上げるための準備ができる(③)。

いかがでしたか? 木戸プロのアドバイスを参考にしてみてください!

木戸 愛

●きど・めぐみ/1989年生まれ、神奈川県出身・172cm。08年プロ入り。12年にレギュラーツアーで初優勝をあげる。

22年はレギュラーツアー27試合に出場し、ニッポンハムレディスクラシックでは8位タイに入った。フリー。

構成=小山俊正、鈴木康介、編集部
写真=相田克己、田中宏幸

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