吉田優利のインパクトの形を解説!「もっとも体の回転量が…」とプロがコメント

ズラリと並べた女子プロ50人のインパクト写真。眺めるだけでも楽しいが、その1枚に隠された上達のヒントをすぐれた観察眼をもつ横田英治が解説。あなたが目指す理想の形は、あの選手のインパクトかも!

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質のいいドローヒッターの鏡

上田桃子

上田選手との付き合いは長く、見慣れたインパクトですが、今の桃子はドローが狙ったところに打てるストレート弾道だと感じているはずです。持ち球のドローボールは進化し続けていて、フェースターンは昔ほどきつくない。クラブの軌道でドローを打つので、精度が高く安定感も出る。また、頭とクラブヘッドを遠ざけることでエネルギーを増やすスイングの代表格でもあります。

川岸史果、大出瑞月

体の回転を増やせばスピン量も増える

吉田優利

50選手のなかで、もっとも体の回転量が多かったのが吉田選手です。まだインパクト前なのに腰は完全に目標を向いている。肩や胸まで開いているように見えますが、腰の回転量と比較すると適切なラグができています。体の回転量が多いと、ボールにタテ回転のスピンが多く入ります。固いグリーンでも止まるし、端に切ったピンも狙える。超タフなコースセッティングだった、サロンパスカップを制したのも頷けますね。

堀 琴音、稲見萌寧、渡邉彩香

いかがでしたか? ぜひご自身のインパクトと見比べてみてください。

解説=横田英治

●よこた・えいじ/1971年生まれ、広島県出身。96年プロ入り後、卓越した知識と経験を活かし指導者の道を進む。多数のメディアにも出演し、現在は千葉県千葉市の「クラブハウス」の代表を務め、岸部桃子らツアープロやプロの卵、アマチュアを指導。

写真=ゲーリー小林
取材トーナメント=ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ

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