ドライバーを簡単に上手くなりたい!そんな人におすすめの練習法とは…?

ラウンドの日が近いのに、ドライバーの調子が悪くて方向性が安定していないときは、フェースの向きでアジャストする応急処置をオススメします。

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軌道の最下点を意識して振る

腹圧を入れたままみぞおちから前傾。息をゆっくりと吐き切ってからお腹に力を入れたのが「腹圧が入っている」状態。その圧を抜かずにみぞおちから前傾する。内臓が持ち上がる感じ

フェアウェイウッド(FW)やユーティリティ(UT)が苦手で、ボールの頭を打ってチョロしたり大ダフリが出る人は、スイング軌道の最下点のイメージが消えてしまっていることが多い。こういうときは、ドライバーのような高いティーアップで球を打つ練習が効果的です。

ドライバーよりもフェースの高さが低いFWやUTでボールをミートするには、クラブの重さを感じながら「振る高さ」をそろえる感覚が必要です。直立して顔の前を振る水平素振りから、少しずつ前傾を深くしてヘッドが通る位置を下げていき、最終的にティーアップした球が打てるところまで軌道を下げましょう。これができれば地面の球を打つのは簡単に感じるはずです。

うまくいかない人は「腹圧」が抜けている可能性大。お腹が締まったまま前傾を作る意識をもちましょう。

クラブの重さを感じながら振る

ドライバーのティーアップでチョロやダフリが頻発する人はクラブの重さが消えてしまっている。重さを感じながら「振る高さ」をコントロールしよう
ヘッドを押さえつけるような動き(左)や体が浮き上がる(右)と、大きなミスになりやすいので前傾を維持して振ることが重要

水平素振りを前傾して行なう感じ

直立して顔の前を振る水平素振りの感覚から前傾していくと、高くティーアップした球もうまく打てる

クラブの重さを感じたまま前傾

直立した状態で、クラブの重さを感じたままグリップしたら、そのままクラブの重さが消えないように前傾しよう

いかがでしたか? 「腹圧」を意識してお腹が締まったまま前傾を作る練習をしてみましょう。

レッスン=柳橋章徳

●やぎはし・あきのり/1985年生まれ、茨城県出身。2023年6月より稲見萌寧とコーチ契約を結び、1年3カ月ぶりの復活優勝に貢献したツアープロコーチ。自身のYouTubeチャンネル「BREAKTHROUGHGOLF」でも上達できる斬新な情報を発信中。

構成=鈴木康介
写真=田中宏幸
協力=取手国際ゴルフ倶楽部

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