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渋野、西村、稲見は“650km”をどう移動した?米女子ツアーの移動方法とは…!?

今年の米LPGAでシード権を持つ日本人は合計9人。その9人全員が3月の「ファーヒルズ・パクセリ選手権」で初めて出揃った。会場はカリフォルニア州ロサンゼルス郊外のペロスバーデスGC。そしてその翌週の試合「フォード選手権」にも9人全員が出場となった。

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場所はカリフォルニア州の隣となるアリゾナ州フェニックス。つまり、9人全員がロスからフェニックスまでを移動するのだが、この2つの街は距離にして約650キロ離れている。日本でいうと東京から兵庫県姫路市よりも少し遠いぐらいの距離だ。

車で移動をするなら、砂漠地帯をまっすぐ貫くハイウェイがあるため、約6時間で移動できる。日本のような新幹線はないため、その他の選択肢となると航空機になる。ロスとフェニックス間の飛行時間は約1時間ぐらいで、各社が直行便を出している。ただし、プロゴルファーはキャディーバッグやスーツケースなど荷物が多いため、一旦チェックインして保安検査を通過し、到着後、再び荷物を取ってオフィシャルカーに乗る。日本よりも保安検査が厳しいアメリカでは、出発の90分前には空港へ行っていないと安心できないので、飛行時間が1位間だとしても、空港までの時間も考えると、所要時間は合計で少なくとも4時間以上はかかる。すると、時間に縛られない車移動も選択肢になってくるのだ。

そこで、フォード選手権の会場に着いた日本人選手に、今回の移動方法を聞いてみた。

8人のうち、陸路を選択したのは笹生のみ。

ただし、飛行機に乗った畑岡、渋野、稲見はチームの別のメンバーが荷物を持って車移動したため、身軽に移動できたようだった。

西郷や西村はチーム全員で飛行機移動したので、大荷物の移動となったようだ。

航空機で移動した選手の中で、勝はかなりの遅延に見舞われた。試合が終わった月曜午後1時前に出発予定だった勝の飛行機は、出発前から遅延が発生。そのまま空港で待つこと6時間以上。最終的に出発したのは午後7時半すぎで、フェニックスに着陸したのは午後10時前だったようで、ホテルに入ったのは夜中になった。

ちなみに、今年からデルタ航空と契約した吉田は、もちろんデルタ航空で移動し、渋野、勝はアメリカン航空だが、渋野は日曜に移動していたため、遅延の影響は受けなかったようだ。

シーズンはまだ始まったばかりだが、コース外でのストレスが彼女たちにどのような影響を与えるのか、そんなことも見守っていきたい。

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