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バックスイングの正しい動きとは…?「ねじる・回す意識は不要」と人気コーチが解説

巻頭は、2023年度に掲載したレッスン記事のなかから、とくによかった記事を編集部員が厳選してお届けする「2023 ベストレッスン」今年もスコアアップに役立つ至極の上達法が集まりました!

そして400号記念企画は、創刊から30年を振り返りながら、過去の記念号と現在のスイングとギアを比較。各年代と今との違いをご覧ください!

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バックスイングの体の動き

ねじる・回す意識は不要!肩が90度回るまで 右腰を引けばトップの完成!

アイアンが苦手な人は、余計な動きが多すぎる。まず、バックスイングでは、アドレスから肩を右に90度回したトップ を作りたいのですが、肩や上体自体を回すことを意識してはダメ。とくに、下半身を止めて上体をねじるようなイメージは動きのバランスを崩しやすく、回転不足になってしまうので厳禁です。意識するのは腰の右側。アドレスから右腰をうしろに引くように動かすことで、肩は勝手に回ります。ポイントは、正面から見たときに、アドレス時に右腰のあった部分に空間を作るように右腰を「どかす」こと。頭の位置が動かないように注意し、体重移動は意識しませんが、右ヒザが伸びつつ左ヒザが前に出て、トップでは左足に体重が乗っていることが重要です。

下半身を止める意識は絶対ダメ

下半身を止めて上体を「ねじる」ような感覚でバックスイングすると、バランスを崩したり回転不足になってしまう。それを補って腕の動きが過剰になりやすいので注意。

体重移動はせずその場で右腰を引く

バックスイングでは右に体重移動すると考えがちだが、これは腰が左に流れたり(左)、上体が右に動きすぎるなど(右)スエーの原因になるので、体重移動を意識する必要はない。

右腰を引いて 「どかす」イメージ

アドレスの位置から腰の右側をうしろに引くことで、右腰のあった位置に空間を作る。 真上から見たときに楕円形をしている腰が、左側を軸に時計回りするようなイメージだ。

編集部コメント

今どきのアイアン巧者はサラッと打つ!

近ごろのアイアンショットは、プロも打ち込まず、叩かずに打っている、という印象を受けて大川コーチに相談。すると「サラッと打つのが今どきのアイアン巧者です」とのこと。自分もちょうど、サラッと打ちたいと思っていたのでハマりました! とくに、サラッと打つためのトップまでに納得。誰でも簡単にできるので、ぜひマネてください!

いかがでしたか? バックスイングの動きを改善してアイアン巧者を目指してみてください。

大川夏樹●おおかわ・なつき
1988年生まれ、神奈川県出身。
マンツーマンレッスンを中心に、多くのアマチュアゴルファーに好評を得ている人気コーチ(インスタグラムアカウント NATSUKI72_GOLF)。

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