
女子プロが“左足下がり”から打つコツを解説!「一歩踏み出す」がポイント
ミスショットしてもあきらめるのはまだ早い!そこから立て直してパーが拾えるスコアメイクのための技をツアープロが伝授!
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無理に固定するより動いたほうがいい!

打った直後に急にではなく、切り返しからクラブを左に振る動きに合わせて
左へ踏み出していくと、すべての動作をスムーズに行える
傾斜地はバランスを保って振ることが大事ですが、バランスをキープする方法は下半身などを固定するのだけではありません。無理に固定しようとすることが、スイングをぎこちなくしてしまう原因になるケースもあるのです。左足下がりがまさにそうで、左足が低いから重心が過度に左に移ったり乗ったりしやすいのに、回転もクラブを振る方向も左なのでバランスのキープがとても困難。
左足下がりは、固定よりも動くことがバランスをキープするコツ。打ったら右足を目標方向へ一歩踏み出すと、軌道や打点がよくなりますよ。

ベタ足にするなど、下半身を無理に固定して打つスイングは、普段と違う動きをするため、余計にブレやすくなることがある
練習で「リハーサル」をしておく

「平らなところでいいので、右足を踏み出したフィニッシュをとる予行練習をしておきましょう。素振りでも実際に球を打ちながらでもいいですが、事前に練習しておくことが本番での成功につながります」(笹原)
いかがでしたか? レッスンを参考に、練習してみてくださいね。

笹原優美
●ささはら・ゆみ/1992年生まれ、東京都出身。162cm。11歳からゴルフをはじめ、17、18年は単年登録者で国内ツアーに出場。現在は中国LPGAツアーと台湾LPGAツアーのシード権をもつ。フリー。
構成=小山俊正、野中真一、編集部
写真=中野義昌、高橋淳司、田中宏幸
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