【1分】湿ったバンカーから“簡単に”脱出する方法!「クラブのスピードを絶対に…」

ラウンド当日、「ミスが止まらない」「いつもは出ないミスを連発する」「うまく打てない状況があった」。そんなときは、このレッスンをチェック!

当日でも簡単にミスの対処ができるので、覚えておくと必ず役に立ちます。今回は、中村香織プロによる「雨でバンカーが湿っていたときの特効薬レッスン」です。

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地面にヘッドを叩きつけるイメージ

手首をやわらかくして、スナップを使って打つとクラブを加速させられる。手元が支点になるイメージでスイングしてみよう!

湿ったバンカーは力を抑えるといいましたが、その抑え方に注意してください。バンカーショットはどんなライでもクラブのスピードを絶対に緩めないことが大事。湿った砂はボールが飛びやすくなりますが、水を含んで重くなるのでヘッドをしっかり走らせて、地面に叩きつけるくらいのイメージでOKです。

手首はやわらかくするが、ヒジが緩むのはNG。スナップが使えず、クラブが加速しない。支点となる手元も動きすぎてしまう

飛ばないようにするとき緩めていませんか?湿っていてもクラブの加速が大事!

連続写真を見てください。しっかりクラブが加速するように、手首のスナップを使って打っています。でも、バックスイングの振り幅は乾いた砂よりも抑えめ。フォローの大きさはバックスイングによって自然と変わってくるので、あまり気にしなくても大丈夫です。

とにかく、前日や当日に雨が降ったら「今日のバンカーはいつもと違うぞ」と思うことを忘れずに! 特効薬で対処すれば、大きなミスは防げます。

いかがでしたか? 特効薬レッスンを参考に、湿ったバンカーでもミスを防いでいきましょう。

レッスン=中村香織

●なかむら・かおり/1986年生まれ、京都府出身。15年にSTEPUPツアーで2勝を挙げるが、その年末に惜しまれつつもツアー競技から撤退。現在は東京都の品川区と目黒区にあるEAST GOLF SCHOOLの代表を務め、レッスン活動を行っている。

写真=小林司
協力=四街道ゴルフ倶楽部(アコーディア・ゴルフ)

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