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“エイジシュート”を達成するためには?「練習ではドライバーで…」とゴルフライターが解説

前号でも紹介したが、エイジシュートを達成するには5つの「K」が必要だ。

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エイジシュートを狙って 人生の達人になろう

①健康、②金、③カカアの協力、④交友(ゴルフ友達)、⑤(エイジシュートを出すぞという)気持ち。言い換えると、エイジシュートを目指すと普段から健康に気をつけて自己管理する「健康の達人」になれ、安いゴルフ場を探して楽しむ「趣味の達人」になれ、さらに家族や友達を大事にする「生活の達人」になれ、いわばそれらを全部ひっくるめた「人生の達人」になれる。

私はエイジシューターを取材して「5K」の大切さを知った60歳から実践し、68歳のときに68で回ってエイジシュートを達成した。大事なのは⑤の「気持ち」。⑤があれば①〜④はすべてクリアできる。ゴルフが好きな人は、ぜひ定年後の目標にエイジシュートを掲げて邁進してほしい。

そのうえでエイジシューターの皆さんに教えてもらって、私がこれまで実践してきた体力作りと練習法を紹介しよう。

体力作りは「体幹作り」がキーになる。毎朝、布団から出る前に「金魚運動」「腹筋」「腕立てプルプル」をやる。「金魚運動」は寝転んで全身を小刻みにゆする運動。「腹筋」は仰向けに寝たまま首を上下動するだけ。腹筋に手を当てると首の上下動のたびに腹筋が動くのがわかる。「腕立てプルプル」は、腕立て伏せの「伏せ」をせずに、腕立ての状態で肩を揺するだけ。私は全部100回やっているが、最初は10回からでもよい。続けることが肝心だ。毎日続けると体幹が強くなり、連チャンしても腰痛が出ない。

次は練習法。一般に練習場では短いクラブで練習を始める人が多いが、それをドライバーで始める。最初は100ヤードから打つ。体が温まってきたら150ヤード、200ヤードと徐々に飛距離を伸ばし、最後にフルショットする。短い距離をドライバーで加減して打つと、ちょっと芯を外しただけで打球は曲がる。この練習法はウォーミングアップと、ボールをスクエアに芯でとらえる技術の習得を兼ねた練習だが、メンタル強化にも役立つ。狭いホールでもドライバーで打つ不安がなくなるのだ。

アイアンは、練習場の人工マットを「スッ」と擦るように打つ。マットが「ドン」と音がする打ち方は、コースに出ると全部ダフリになる。ハーフトップでもいいと決めてボールだけつかまえる練習をすると、インパクトエリアのヘッドの高さをコントロールできるようになり、ダフリやチョロがなくなる。またフェアウェイバンカーから長いクラブでボールだけつかまえて打てるようになる。

アプローチでは、フェースの開き加減でスピンのかかり具合がどう違うかを確認する。またアイアン同様、インパクトエリアのヘッドの高さを意識しながら練習する。むろん、これらの練習は100切り、90切りで悩んでいる人にも参考になるはずだ。

最後に本連載は今回は最終回。8年間にわたってのご愛読本当にありがとうございました。いつかまたどこかでお会いしましょう。

いかがでしたか? エイジシュートを狙うことは人生の達人になることにつながります。そのうえでの実際の練習法や体力作りを実践してみましょう。

高橋健二 ●たかはし・けんじ/1948年生まれ。ゴルフライター としてレッスンやクラブ情報などを執筆。 HC8。
イラスト=丸口洋平

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