ロブでフワッと寄せる方法とは?桂川有人プロが解説

アベレージゴルファーのパーオン率は50%以下。となると、スコアメイクのカギは「グリーンを外したあと」になる。ピンにきっちり寄せてパーを獲る確実性の高い簡単テクから一撃必殺の高等テクまでアプローチ上達のヒントをツアープロが伝授!

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飛ばない状態を作って勇気をもって「くぐらせる」

僕は球を上げるアプローチはあまり得意ではないので、それを克服すべく「ミニロブ」を練習しています。フェースを少し開き、ヘッドがボールの下をくぐるように振り抜くことで、大きく振っても飛ばない状況を作る。そして、ロブショットの天敵である「ゆるみ」が出ないように、勇気をもって振ります。

スイング軌道は、手元はイン・トゥ・イン、ヘッドは「真っすぐ」振り抜くイメージをもつのがポイントです。

右足を少し引いてフェースは目標を向ける

フェースは目標を向け、スタンスはオープンに。さらに右足を少し引いてインからとらえやすくする

ヘッドがボールの下をくぐるように打つ

フェースを開いてボールの下をくぐらせるように打つ。大きく振っても飛ばない安心感が得られるのでゆるみにくくなる

カットになりすぎないように大きく真っすぐ振る

カットに振るのは、スライス回転が強くなりすぎるのと、方向や打点が安定しないのでNG。手元は体の回転と同調させてスタンスなりのイン・トゥ・インに動かすが、ヘッドは「真っすぐ」振っていく感覚

ややヒールめでとらえるイメージ

カット軌道はフェースのトゥに当たりやすくなるため距離感が合いにくい。ややヒール寄りでボールをとらえるイメージをもとう

いかがでしたか? アプローチが苦手な方は桂川プロのようにミニロブの練習もしてみましょう。

桂川有人
●かつらがわ・ゆうと/1998年生まれ、愛知県出身。167㎝、70㎏。中学卒業後フィリピンにゴルフ留学し、帰国後は日大ゴルフ部で活躍。2020年にプロ宣言し、22年はレギュラーツアーで初勝利。賞金ランキング5位に入る活躍を見せた。国際スポーツ振興協会所属。

構成=鈴木康介、小山俊正
写真=相田克己、田中宏幸

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