正しい“トップ”はどっち…!? 「ねじる」「回す」意識は絶対にNG!【記事まとめ】

今回は、「ワッグルONLINE」で10月上旬に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気のレッスン記事TOP3を紹介していきます。

まず紹介するのは、第3位の記事です。

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第3位:「打ち込む・叩く」は絶対NG!正しいアイアンの打ち方とは…!?

「アイアンが苦手」を根本から解決!アイアン苦手を克服すべく大川コーチのアイアンの打ち方レッスンを紹介します。

理想的な入射角は6〜7度とゆるやか

アイアンが苦手な人は「上から打ち込む」というイメージや「ダウンブロー」という言葉に引っぱられてスイングが乱れているケースが多いように思います。また、ボールを強く叩こうとしたり、ボールを押し込むようなインパクトをイメージするのも、上達しない原因になっている場合があります。

アイアンは、もっと「サラッ」と打ったほうがうまく打てる。インパクトの意識を強くしすぎず、腕と体をスムーズに動かすことに意識を置けば、入射角もゆるやかになり、結果的にインパクトが安定してミスも減ります。

ダウンブローといっても、理想的な入射角は6から7度とじつはかなりゆるやか。斜め上からヘッドをガツンとぶつけるのではなく、もっと低い位置からヘッドを入れ、静かにボールをとらえるスイングを目指しましょう。

このイメージが悪い動きを生んでいる!

ダウンブローに上から打ち込もうとしたり(左)、重いものを思い切り叩くようなイメージ(中)、目標方向に押し込むような感覚(右)でボールを強くヒットしようとすると、スイングを乱しやすい

大川コーチのアドバイスにあるようなイメージでボールをとらえて打ってみましょう。

レッスン=大川夏樹

●おおかわ・なつき/1988年生まれ、神奈川県出身。マンツーマンレッスンを中心に、多くのアマチュアゴルファーに好評を得ている人気コーチ(インスタグラムアカウント NATSUKI72_GOLF)。

構成=鈴木康介
写真=相田克己
協力=取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)

アクセス数第2位の記事はこちら。

第2位:正しい“ティアップ”はどっち?ナイスショットが打てるアドレスとは…?

猛練習をしてテクニックを磨くことだけが上達術ではない。中高年になったら所作に留意してスマートかつ上手なプレーヤーになろう。

顔を上げて背すじを伸ばしスマートにプレーする

きれいに立つことでバックスイングの動きもよくなり再現性が向上する

所作とは「その場の立ち振る舞いや身のこなし」という意味。ゴルフの場合は、アドレスに入る前にどのような立ち振る舞いをするかがとても重要で、それによってナイスショットの確率が変わる、と宮本勝昌はいう。

「ボールの後方に立ち、顔を上げて背すじを伸ばし、姿勢よく目標を見る。そして一定のルーティ
ンでアドレスに入る。これだけで構え方が自然によくなり、ミート率がアップします。プロはもちろん、所作がきれいな人は総じてアドレスもきれいで、スマートかつカッコよく見える。ボールばかり見てい

ると、顔(頭)が下がって猫背になり、ミートできなくなる顔を上げて背すじを伸ばしスマートにプレーするので注意しましょう。ティーアップの仕方もスマートに行なえば、全体のリズムがよくなりますよ」

ボールの後方からターゲットとスパットを設定。素振りを行ない、スパットを見ながらボールサイドに回り込むのが、宮本のルーティン

ボールの後方で姿勢よく目標を見る

顔を上げて背すじを伸ばし、姿勢よく目標を見るという習慣をつけることが大事。そこから一定のルーティンでアドレスに入れば、きれいに立てる。姿勢の悪い人がアドレスだけきれいに立とうとしても難しい

ボールばかり見るのはNG
ボールばかり見ていると前傾姿勢が深くなりすぎるだけでなく、体が硬直し動かなくなってしまう
ボールよりアマチュアはコースよりボールを見ている時間のほうが長いが、それを反対にすればアドレスがよくなるコースを見る

ティーアップはしゃがまずに片足立ちで!

右手でボールとティーペグを持ったら、右足を前に出し片足立ちに。そして体重を乗せながらヒザを軽く曲げてティーを挿す。このとき、クラブで体を支えるとバランスが崩れない

しゃがむとスマートさに欠ける
腰を落として股を大きく開き、ティーを挿してからボールを乗せるという所作は、カッコ悪いうえにプレーのリズムも悪くなる
人さし指と中指の間にティーペグを挟み、ボールと一緒にティーアップを行なうとスマートに見える

スマートな所作を意識してみるとスコアアップにつながるかもしれません。ぜひお試しください!

レッスン=宮本勝昌
●みやもと・かつまさ/1972年生まれ、静岡県出身。174㎝、76㎏。レギュラーツアー12勝。19年の中日クラウンズは46歳で見事優勝。今季は全米プロシニア選手権に初出場し10位に入る活躍を見せた。シーミュージック所属。

構成=小山俊正
写真=中野義昌

アクセス数第1位の記事はこちら。

第1位:正しい“トップ”はどっち…!? 「ねじる」「回す」意識は絶対にNG!

アイアンが苦手な人は「上から打ち込む」というイメージや「ダウンブロー」という言葉に引っぱられてスイングが乱れているケースが多いように思います。また、ボールを強く叩こうとしたり、ボールを押し込むようなインパクトをイメージするのも、上達しない原因になっている場合があります。

ダウンブローといっても、理想的な入射角は6から7度とじつはかなりゆるやか。斜め上からヘッドをガツンとぶつけるのではなく、もっと低い位置からヘッドを入れ、静かにボールをとらえるスイングを目指しましょう。

腰の右側を後ろに「どかす」と肩も回る

腕の動きを理解したら、次は体の動きです。じつはこちらもかなりシンプル。アイアンが苦手な人は余計な動きが多すぎるのです。

まずバックスイングを見ると、アドレスから肩を右に90度回したトップを作りたいのですが、肩や上体自体を回すことを意識してはダメ。とくに、下半身を止めて上体をねじるようなイメージは動きのバランスを崩しやすく、回転不足になってしまうので厳禁です。

意識するのは腰の右側。アドレスから右腰を後ろに引くように動かすことで、肩は勝手に回ります。ポイントは、正面から見たときに、アドレス時に右腰のあった部分に空間を作るように右腰を「どかす」こと。頭の位置が動かないように注意し、体重移動は意識しませんが、右ヒザが伸びつつ左ヒザが前に出て、トップでは左足に体重が乗っていることが重要です。

この動きに、前述した「腕を上げる」動作を連動させれば、キレイなトップが完成します。

体重移動はせずその場で右腰を引く

バックスイングでは右に体重移動すると考えがちだが、これは腰が左に流れたり(写真左)、上体が右に動きすぎるなど(右)スエーの原因になるので、体重移動を意識する必要はない

右腰を引いて「どかす」イメージ

アドレスの位置から腰の右側を後ろに引くことで、右腰のあった位置に空間を作る。真上から見たときに楕円形をしている腰が、左側を軸に時計回りするようなイメージだ

下半身を止める意識は絶対ダメ

下半身を止めて上体を「ねじる」ような感覚でバックスイングすると、バランスを崩したり回転不足になってしまう。それを補って腕の動きが過剰になりやすいので注意

大川コーチのような綺麗なトップのかたちを目指してみましょう。

レッスン=大川夏樹

●おおかわ・なつき/1988年生まれ、神奈川県出身。マンツーマンレッスンを中心に、多くのアマチュアゴルファーに好評を得ている人気コーチ(インスタグラムアカウント NATSUKI72_GOLF)。

構成=鈴木康介
写真=相田克己
協力=取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)

いかがでしたか? ワッグルONLINEは、まだまだ多くの情報を載せた記事を公開しています。ぜひ、ご覧ください!

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