フェードとドローの打ち分けをマスターする練習法!女子プロが解説
まずはインパクトの仕方をよくする。次に方向性を上げる。そして、状況やピン位置に合わせて球筋の打ち分けもできるようになる。アイアンがどんどん上達していき、ベタピンにつける腕が身につくアイアンの練習法を若手女子プロがレッスン。
このドリルでバーディチャンスをたくさん作り出そう!
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キャディバッグの位置は右足カカトの後方線上
私の持ち球はドローボールですが、昨シーズンのオフにフェードボールに挑戦。そのために取り入れたのが、キャディバッグを体の右斜めうしろに置いてスイング軌道を調整する、という練習法です。
フェードを打つには、クラブを立てて下ろすことが必須なので、キャディバッグを体の近くに置き、クラブがぶつからないように振り下ろす。その位置は右足カカトの後方線上が目安で、ドローの場合はやや遠くにセットしましょう。
クラブを立てて下ろす
トップで胸を右(飛球線後方)に向けたら、体が開かないように、その胸の向きをできるだけキープして振り下ろす
クラブが寝る
ダウンスイングでクラブが寝てしまうと、フェードにならない。キャディバッグを置くことでこのミスを強制的に防げる
ややフラットな軌道を作る
ドローの場合はキャディバッグの位置を変更。フェードよりキャディバッグ1個ぶん右斜めうしろに置くと、ややフラットな軌道になる
永嶋花音
●ながしま・はなね/2001年生まれ、東京都出身。157㎝。21年のプロテストに合格。23年はステップアップツアー17試合に出場し、ベスト5入り3回。今季、同ツアーの開幕戦でプロ初優勝を飾った。イントループ所属。
構成=小山俊正
写真=相田克己、田中宏幸
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