もっと“速く&強く”振るには?3つの「簡単ドリル」を辻村プロが伝授!

もっと“速く&強く”振るには?3つの「簡単ドリル」を辻村プロが伝授!

 20-21年シーズンは計8勝と、教え子たちが大活躍した辻村明志プロですが、「コーチをはじめたころ、最初からツアーで勝てるレベルだったのは桃子だけ」とのこと。ほかのプロたちは、辻村流のメソッドとドリルでトッププロへと育っていったのだが、どんなことをやってきたのか?

そして「もしもアマチュアが辻村コーチに教わることになったら、どんなことからはじめるのか」をテーマに、スイングが確実にレベルアップする練習法をレクチャーしてもらいました。

「スプリットハンド」は左腕は長く右手は短く使うドリル

両手を離して握るのが「スプリットハンド」。グリップエンド側を握った左腕は一直線に伸びて、シャフト部分を握った右腕は右ヒジがたたまれて、右ヒジが右ワキ腹に近づいているトップが自然にできる。「ハーフウェイダウンまではこの腕の長さと形をキープ」と辻村

 教え子たちの初見のスイングの印象は、ほとんどの選手が「振れていない」でした。スイングのスピードも音も切れもイマイチで、無意識にセーブしている。もっと速く、もっと大きな音を鳴らすように振らせましたが、その前に大切な準備があります。

 その準備とは、正しいトップから振り下ろすこと。「トップまではなんでもいい。大事なのは切り返しから」というレッスンもありますが、バックスイングからハーフウェイダウンまでは形を作り込む部分で、そこが正しくできていないうちはダメ。ポイントとなるのは両腕の長さで、「スプリットハンド」のドリルからスタートさせます。

 右ヒジは体から大きく離さず引きつけて、右腕を短く使わないと、速く強く振りたくても振れません。下のふたつのドリルもトライしてみましょう。

右ヒジにヘッドを引っかけてスイング

右ヒジを短く使うためのドリル

アマチュアは「右ヒジを短く使う」のが難しいといえます。これはクラブヘッドを右ヒジ部分に引っかけて、ヒジが浮かないように振るドリルが効果的。左手で右ヒジを抑える方法もありますが、このドリルは左腕を伸ばして振ることが同時にできます。フォローの高い位置まで引っかけたヘッドが外れないように振りましょう。

離した右手を左手に近づけて打つ

スプリットハンドで振り上げてボールを打つ

スプリットハンドでトップまで振り上げ、切り返すときに右手を左手に近づけて、通常のグリップに近い形で打つと本番に近いスイングで打ちます。右手の位置を変えても右腕を短く使うことを忘れずに。

いかがでしたか? 辻村プロが紹介してくれたドリルで練習してスイングを強化してみてくださいね!

レッスン=辻村明志
●つじむら・はるゆき/1975年生まれ、福岡県出身。ツアープロから指導者に転身。「チーム24(辻村)」を結成し、上田桃子、松森彩夏、小祝さくら、吉田優利らの帯同コーチを務める。元ビルコート所属。

写真=相田克己 
協力=丸山ゴルフセンター

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