「クラブ使い」を極めた男子プロ3人谷原・木下・香妻のスイング!プロコーチが解説

「体ではなく、クラブをうまく動かすことでミート率がアップするんです!」というのは岩本肇プロ。今月は岩本プロに、男子プロの中で、クラブの使い方がうまい3選手をピックアップして解説してもらいました!

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昨年から好調の3選手のスイングをチェック!

木下稜介

●きのした・りょうすけ/1991年生まれ、奈良県出身。174cm、75kg。昨年は日本ゴルフツアー選手権森ビルカップとダンロップ・スリクソン福島オープンで優勝。20-21年シーズンの国内賞金ランキングは3位に入った。ハートランド所属。

香妻陣一朗

●こうづま・じんいちろう/1994年生まれ、鹿児島県出身。165cm、71kg。昨年は2位が3回と悔しい思いをしたが、今年は開幕戦の東建ホームメイトカップで優勝。ツアー2勝目をあげる。国際スポーツ振興協会所属。

谷原秀人

●たにはら・ひでと/1978年生まれ、広島県出身。178cm、80kg。ツアー通算16勝。昨年は三井住友VISA太平洋マスターズで5年ぶりの優勝を果たし、最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップも制した。ツアー通算16勝。国際スポーツ振興協会所属。

自分はあまり動かずにクラブに仕事をさせる

この3選手に共通するうまさと強さの理由はクラブの使い方。とてもシンプルで、クラブ主体のスイングをしていることです。「クラブ主体」というのは、自分はあまり動かずにクラブを動かしていくスイングのこと。

もちろん手打ちではなく「クラブの動き方に合わせて、自分が補佐している感じ」です。体をあまり動かさないので、スイング軌道やフェース向きのズレがなくなりミート率アップにつながる。

いかがでしたか? 男子プロのスイング連続写真から、自身のスイングを見直して練習してください。

解説=岩本肇
●いわもと・はじめ/1974年生まれ、東京都出身。PGA公認ティーチングプロA級の資格を取得し、現在は東京都多摩市を拠点に幅広い年代層のゴルファーをレッスン。

写真=ゲーリー小林

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