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【新常識】アイアン選びの“3ステップ”とは?鹿又芳典氏が解説!

最新アイアンはモデル数がたくさんあって、どれが自分に合うのか迷いますよね。カリスマフィッターの鹿又芳典氏がいうには、選び方は3つのステップがあるとのこと。

今から紹介する3ステップを参考にすれば、理想の一本が見つかるはず! ぜひチェックしてみてくださいね! 

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Step1 ロフト選び

最新アイアンは4つのロフト帯に分けて選ぼう!

アイアンのロフトは飛距離に影響します。ちなみに数年前までは7番アイアンで30度だと「ロフトが立っている」と言われていましたが、その感覚はもう古い。今回試打した25本(後日公開の記事で各アイアンのインプレッションを紹介)の7番アイアンの平均ロフト角は29・7度。つまり、ロフト30度がスタンダードの時代になったのです。

そして、最新アイアンはロフト33、34度はクラシック系。このロフト帯はパワーヒッターでも飛びすぎません。次がスタンダード系でもっとも幅広いゴルファー層をカバーする29度~32度。ロフトがが28度前前後は飛び系で、こちらは、1番手くらい飛距離が飛びます。最後がロフト26、27度の超飛び系で、2番手以上の飛距離アップを狙えます。

アイアン選びはこの4つのカテゴリーから、自分がどのくらいの飛距離を出したいのか、それにはどのロフトを選ぶかを決めるところからはじめてください。

Step2 形状と素材

3つのタイプ形状と素材の違いでやさしさが変わる!

ロフトの次に確認してほしいのが形状と素材です。アイアンはミスヒットに強いタイプと操作性がよいタイプがありますが、その決め手が形状と素材になります。最新の形状はフルキャビティ、ハーフキャビティ、中空マッスルの3つにわけられます。ミスヒットに強いのはフルキャビティ。操作性を重視するならハーフキャビティか中空マッスル。ちなみに昔はマッスルバックもありましたが、最近は数少なくなり、今回の25モデルのなかにはありませんでした。

素材に関しては、フェースにはステンレスやチタン、ボディには異なる素材を使ってミスヒットの強さを重視しているモデルが多い。その一方で、フェーズもボディも軟鉄を使用しているものは操作性や打感を重視していると言えるでしょう。

アイアンにやさしさを求めるならミスヒットに強いタイプを、いろいろな球筋を打ち分けたいなら操作性の良いタイプを選びましょう。

Step3 ソール幅

ダフりに強いのは幅広、抜けがいいのは幅狭

アイアンはダブリのミスに悩んでいる人も多くいますが、そういう人に気にしてほしいのですがソール幅です。一般的にソール幅が広いほどダフリのミスを軽減してくれます。逆にソール幅が狭いアイアンのメリットは抜けが良くて、ラフや斜面から打ちやすいことです。

ソール幅は、ロフトが立っているモデル程広い傾斜があります。

いかがでしたか? 鹿又氏のアドバイスを参考にしてアイアンを選んでみてくださいね。

試打・解説=鹿又芳典

●かたまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気グラブコーディネーター。現役ツアープロのグラブ調整やコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調節やサポートだけでなく、ジュニアゴルフの育成にも注力している。

構成=野中真一
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール

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