「女子プロNo. 1飛ばし屋」穴井詩のスイングを解説!“飛距離アップ”の秘訣とは?

木元幸多郎コーチの解説で、女子プロのなかでも飛ばし屋といわれる穴井詩選手のスイングから、飛距離アップのコツを探る。

マネやすいものを取り入れて、飛距離アップを目指しましょう!

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スイングアークを大きくして大きな遠心力を使って飛ばす!

2 コックを使わず、左腕を伸ばしながらヘッドを遠くに動かす
6 アッパー気味に振ったほうが高弾道になりキャリーが伸びる

穴井選手は、コックを使わず、スイングアークを大きくして、大きな遠心力を使って飛ばしているのが特徴的です。

❷のバックスイングで左腕をピンと張って、ヘッドを遠くに動かしていますが、手元を先行させながら穴井選手は、コックを使わず、スイングアークを大きくして、大きな遠心力を使って飛ばしているのが特徴的です。

❷のバックスイングで左腕をピンと張って、ヘッドを遠くに動かしていますが、手元を先行させながらヘッドが最後に追いついてくるようにクラブが動くので、スイングアークが大きくなり、ヘッドスピードも速くなる。それに合わせて、体を左右に動かしてよりパワーを溜めたり解放をしています。体を左右に動かすのは、アマチュアがマネると体が突っ込んだり、軸がブレたりするので、その場で回る感覚のほうがいいかもしれません。

❻のインパクトはアッパーブローですね。今のクラブはスピン量が少ないので、アッパー気味に振ったほうが弾道は高くなります。テンプラが出てしまうのが怖いかもしれませんが、むしろテンプラが出る人ほどアッパーに振ったほうがミスが出ない。また、アウトサイド・インのカット軌道を防ぐことにもつながります。

いかがでしたか? 今回のレッスンのコツを実践して、飛距離アップを目指しましょう!

穴井詩
●あない・らら/1987年生まれ、愛知県出身。165cm。今シーズンはリシャール・ミル ヨネックスレディスで4位タイ、宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメントで8位タイに入る。ドライビングディスタンスは260ヤードを超える飛ばし屋。GOLF5所属。

解説=木元幸多郎
●きもと・こうたろう/1995年生まれ、東京都出身。神奈川県相模原市のふたゴルフアカデミーと東京都港区のHIRO GOLF ACADEMYを拠点にし、幅広いレベルのゴルファーを指導。

写真=田中宏幸

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