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ウェッジは“3本派”…!? 人気女子プロ3人のギアへのこだわりを解説

眺めているだけでも楽しいけど……人気女子プロ12人のセッティングからスコアアップ秘けつを探る!年間女王に輝いた山下美夢有など2022年に活躍した女子プロ12名のセッティングを分析。そこから見えてきたスコアアップにつながる秘けつを紹介!

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ロフト40度台のウエッジを使う選手も増えた!

川﨑春花のセッティング

58度だけ異なるソール形状に

ジョーズRAWのウエッジは、48度と52度がスタンダードソールなのに対して、58度だけ三日月型のCグラインドソール

川﨑春花

●かわさき・はるか/2003年生まれ、京都府出 身。21年のプロテストに合格。22年は19歳で国内 メジャー優勝を果たした。村田製作所所属。

上田桃子のセッティング

ウエッジは07年モデルFWも13年モデル

07年に発売されたXフォージドウエッジを使い続けている。FWも古く13年モデルのX HOTプロを長年愛用

上田桃子/うえだ・ももこ

1986年生まれ、熊本県出身。国内ツアー16勝 を誇り、22年シーズンも賞金ランキング10位に入る活躍をみせた。ZOZO所属。

菅沼菜々のセッティング

PWが43度だからウエッジは48度から

セミストロングロフトのゼクシオエックスは、PWのロフトが43度なので、ウエッジは48、52、56度の3 本を入れている

菅沼菜々/すがぬま・なな

2000年生まれ、東京都出身。昨シーズンはプロ5年目で初の賞金ランキングトップ10入りを達成。あいおいニッセイ同和損保所属。

6割以上の選手が単品ウエッジ3本に

日本の女子ツアーのレベルが上がってきたことで、グリーンまわりのコースセッティングがどんどん難しくなっています。それに対応するために変わってきたのがウエッジの本数。かつては52度、58度の2本が定番でしたが、今はツアーに出ている選手のうち、6割以上がPWの下にウエッジを3本入れています。

ウエッジを3本に増やすメリットは、同じ振り幅で打てる距離が3つになること。たとえば、ハーフスイングしたとき。52、54、58度になると70、50、30ヤードの3つになります。フルスイングやもっと小さい振り幅で打ったときも、ロフトを替えるだけで飛距離を変えられるため、アプローチのバリエーションが増えます。アマチュアはウエッジを1本増やしても「使う状況がわからない」という人がいますが、実際にウエッジを増やしてラウンドしてみてください。有効に使える状況が多いことに気づくでしょう。

いかがでしたでしょうか?ウエッジを3本使いこなすことができるようになれば、スコアアップも期待できます。ぜひ実践してみてください。

鹿又芳典/かのまた・よしのり

多くのゴルフメ ディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調 整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

解説=鹿又芳典
構成=野中真一

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