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200ヤードから簡単にグリーンを狙える「FW・UT」とは…!? プロが解説

今回は、「ワッグルONLINE」で10月上旬に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気のギア記事TOP3を紹介していきます。

まず紹介するのは、第3位の記事です。

目次

3位:稲見萌寧、愛用のシャフトとは?専門家が解説!

鹿又が3年振りに女子ツアーの会場で取材!選手たちの使用クラブ、スペックを調査し、そこから見えたクラブ選びの新定番とは?

Qブランドが多い三菱から選ぶポイントは? A飛ばしたいなら「ヴァンキッシュ」左を消すなら「ホワイト」か「WS」

テンセイ1Kシリーズは、「ホワイト」と「オレンジ」は元調子。新作の「ブルー」は中調子
「テンセイシリーズはドライバーだけでなくFWに挿す選手も多く、モデルはまんべんなくわかれています」(三好)
『ディアマナ WS』はアスリート仕様の元調子。『ディアマナ GT』は適度なやさしさがある中元調子。『ヴァンキッシュ』は飛距離性能を追求した軽量モデル

シャフト選びのコツは打ちたくない球を消す

「三菱ケミカル」のシャフトはブランドが多く、いろいろなモデルが使われています。テンセイ1Kシリーズでも『オレンジ、ホワイト、ブルー』の使用者がいる。ほかにはディアマナシリーズを使う選手もいるし、『ヴァンキッシュ』も人気。豊富なブランドのなかから、何を優先して選んでいるのでしょうか?

「絶対に打ちたくない球を消せるシャフトを探しますね。たとえば左が嫌なら『テンセイ ホワイト』や『テンセイ オレンジ』『ディアマナ WS』を打ってもらう。反対に右へのミスが嫌なら『ヴァンキッシュ』や『ディアマナ GT』を試してもらいます。打ちたくない球が出ない、とわかったら、次は自分が打ちたい球筋のイメージに近ければ使う。という流れと決め方をする選手が多いですね」(ツアーレップ・三好)

ちなみに、とにかく飛ばしたいなら?

「ヴァンキッシュですね。飛距離のポテンシャルはナンバー1です」

Qアイアンで「neo」にスイッチした選手の割合は? A「950」はほぼ100%。ウッド系も使用者が増えてきた

「シャフトの挙動が安定していて、飛距離をコントロールできるのが『neo』の魅力だといってくれます」(石橋)
3タイプあるレジオ フォミューラ プラスシリーズは『B+』が元調子、『M+』が中調子、『MB+』が中元調子
ウエッジのシャフトについては「アイアンからAWまでを『neo』にして、SWだけ『モーダス』にする選手もいます」(石橋)

ドライバー用の1番人気は『MB+』アイアンシャフトは、日本シャフトが不動の1番人気。モデル別には「950GH」や「850GH」の『neo』の使用者を多く見かけま
す。ツアーレップの石橋さんに、選手が『neo』にチェンジする理由を聞いてみると、「打球を抑えて打ちたいときの操作性の高さが評価されています。『850』はまだ旧モデルを使用する選手もいますが、『950』は昨年の開幕戦の時点でほとんどが『neo』にスイッチしました」

日本シャフトといえばアイアンのイメージが強いですが、ドライバーシャフトの使用者も増えはじめていますよね?

「ウッド用の『レジオ フォミューラ プラスシリーズ』は、ここ1、2年で使用者が着実に伸びています。1番人気は『MB+』ですが、稲見萌寧選手のように『M+』を好む選手もいます」

そのウッド用を使って優勝した選手も多いので、性能の高さは成績に現れていますね。

ぜひシャフトを選ぶときの参考にしていただけると幸いです。

解説=鹿又芳典

●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

構成=野中真一
写真=ゲーリー小林
取材トーナメント=ニチレイレディス

アクセス数第2位の記事はこちら。

第2位:飛んで球が上がってやさしいアイアン厳選3モデル!プロが試打解説

道具の性能に頼ることもスコアアップの近道!飛距離を伸ばす、大きなミスを防ぐ、はクラブがすぐに叶えてくれる。そこで各メーカーに「ベストスコア更新を目指すなら、どのクラブを使ってほしいですか?」と質問。

「このやさしさは武器になります!」と自信をもってオススメされたモデルをコースで試打してみた。この13モデル。ラウンド中にピンチを助け、チャンスを必ず作り出してくれるぞ!

プロギア PRGR 05

SPEC●ロフト角(#7)/29度●シャフト(フレックス)/MCIFOR PRGR(R、SR、S)、●長さ(#6、7、8)/37.5インチ●重さ(#6、7、8)/360g(フレックスSR)●価格/5本セット(#7〜PW、AW)14万8500円、単品(#6、52度、57度)2万9700円

HS40前後への“かっこやさしい”アイアン

男性アマチュアに多い、ドライバーのヘッドスピード40m/秒前後に合うアイアン。ソール幅はやや厚めだが、見た目はシャープでスッと構えられる。重心は低深重心設計。ミスへの寛容性が高く、球も高く上がるやさしさを完備。距離をシンプルに打ち分けられる「3レングス設計」もぜひ体感してほしい。

ベストマッチゴルファーは? タテ距離にバラつきがある人

同じレングスでも飛距離差がきちんと出るかを試してみましたが、4から5度のロフト差どおりの違いがはっきりと出ました。6番と7番のアイアンの飛距離が同じ。8番が7番くらい飛んでしまうなど、タテ距離にバラつきがある人は、3レングスがちょうどいいはずです(小泉)

フォーティーン PC-3

SPEC●ロフト角(#7)/30度●シャフト/FT-40i、50i、60i(ワンフレックス)●長さ(#7)/37.5インチ●重さ(#7)/353g(FT-50i)●価格/4本セット(#7~PW)9万6800円、単品(#5、#6)2万4200円

やさしいフォーティーン「フェザーライン」に注目!

「フェザーライン」は、パワーやテクニックに自信のないゴルファーでも打ちやすいクラブ。ポケットキャビティの「PC-3」は、ヘッドスピードが遅めでもきちんと球の高さを出せるロフト設定。ドライバーのヘッドスピード30m/秒台を3つに分けて、振りやすい重さやしなりで打てる3タイプの軽量カーボンシャフトをラインナップしている。

ベストマッチゴルファーは? 非力な人や女性でシングルを目指す人

打球の曲げやすさを実演。右上の枝を避けるスライスでグリーンに乗せてみせた

ヘッドはやさしく、クラブは軽いけど、打感がとてもやわらかいのでインパクト時に球がフェースに乗る感触がある。こういうクラブは球筋を操作しやすいので、軽いアイアンでもボールをコントロールして目標を狙いたい人に合いますね(小泉)

ヤマハ インプレス ドライブスター

SPEC●ロフト角(#7)/25度●シャフト(フレックス)/SPEEDER NXfor Yamaha M423i(R、SR)、N.S.プロ 850GH neo(S)●長さ(#7)/38インチ(カーボンシャフト)●重さ(#7)/347g(カーボンシャフト・フレックスSR)●価格/4本セット(#7〜PW)11万4400円、単品(#5、#6、AW、AS、SW)2万8600円

7Iで打っていた距離を9Iで打てるなんて!

アイアンもドライバー同様に、違和感なく構えられる美顔。2番手は飛ぶのでこれまでよりも短い番手でグリーンを狙える。プレッシャーがかかりづらく、方向性が上がるぶっ飛び系は、じつはスコアアップにもすぐれているというのを証明するアイアンだ。

ベストマッチゴルファーは? 左を怖がらずに飛ばしたい人

ステンレス系の新素材「X37」を採用し、わずか1.1mmの極薄ソールを実現。フェースがたわんで強く反発する

ドライバーもそうでしたが、すごく飛ぶけど左へのミスは出ない。球のつかまりすぎをほどよく抑えた飛び系アイアンで、クラブの長さが打球を高く上げてくれるのでロフトが立っていても高弾道が打てます。フェースの弾きのよさも飛距離アップに貢献していますね(小泉)]

新しいアイアンをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。

試打・解説=小泉正樹

●こいずみ・まさき/1995年生まれ、千葉県出身。千葉県ジュニアや千葉県アマのタイトルを獲得し、17年プロ入り。現在はABEMAツアーやQTからのレギュラーツアー出場権獲得を目指して奮闘。ギアへの造詣も深く、わかりやすい解説に定評がある。フリー。

写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC

アクセス数第1位の記事はこちら。

第1位:200ヤードから簡単にグリーンを狙える「FW・UT」とは…!? プロが試打解説

道具の性能に頼ることもスコアアップの近道!飛距離を伸ばす、大きなミスを防ぐ、はクラブがすぐに叶えてくれる。そこで各メーカーに「ベストスコア更新を目指すなら、どのクラブを使ってほしいですか?」と質問。「このやさしさは武器になります!」と自信をもってオススメされたモデルをコースで試打してみた。この13モデル。ラウンド中にピンチを助け、チャンスを必ず作り出してくれるぞ!

つるや FW・UT アクセルGF

UT(写真左)SPEC●番手(ロフト角)/U3(18)、U4(21)、U5(24)、U6(28度)●シャフトフレックス/R、S●長さ(U3)/40.75インチ●重さ(U3・S)/324g●価格/4万7300円
FW(写真右)●番手(ロフト角)/#3(15)、#5(18)、#7(21)、#9(24度)●シャフトフレックス/R、S●長さ(#3)/25インチ●重さ(#3・S)/299g●価格/6万500円

チタンのメリットを活用!短尺のデメリットを払拭

FW、UTが苦手なゴルファーには「つるや」がオススメ。「アクセルGF」はヘッドにチタンを採用。ステンレスやマレージングなどとの差は歴然で、打てば必ず簡単に真っすぐ遠くへ飛ばせることを実感するだろう。「ワンサイダーJi」は、短尺で起こり得るデメリットを徹底的に払拭。短めなのを活かして、狙った飛距離を出せるミート率を上げてくれる。

プロギアQシリーズ

SPEC●番手(ロフト角)/Q18(18)、Q23(23)、Q28(28)、Q33(33度)●シャフトフレックス/LIGHT、REG、HEAVY●長さ(Q18)/40.5インチ●重さ(Q18・REG)/335g●価格/3万8500円(Q18、Q23)、3万3000円(Q28、Q33)

お助けクラブ的な存在でロングセラーを記録している「Q」は、ピンチの状況ほど威力や性能を発揮。従来の5Wや9Wと同等の飛距離が出るQ18、Q23も重宝するが、6番、8番アイアンに相当するQ28、Q33が活躍する場面も多く、4本まとめてバッグに入れておきたい。

ベストマッチゴルファーは? 打ち込むとうまく打てない人

打ち込んで脱出したいが(右)、大きなミスになりやすい。払い打ち(左)でもうまく脱出できるのが長所

ヘッドはかなり出っ刃で、ボールを拾ってくれる。難ライはヘッドを上から入れて打つのがコツですが、一般アマチュアはそれが苦手。Qなら払い打ちのほうが絶対にいいので、簡単にクリーンヒットできますね(小泉)

ワンサイダーJi

UT(写真左)SPEC●番手(ロフト角)/#4(20)、#5(24度)●シャフトフレックス/R、S●長さ(#4)/39インチ●重さ(#4・S)/351g●価格/2万7500円
FW(写真右)SPEC●番手(ロフト角)/#3(15)、#5(18度)●シャフトフレックス/R、S●長さ(#3)/41.75インチ●重さ(#3・S)/324g●価格/3万800円

ベストマッチゴルファーは? 球が高く上がらない人

出球が高く、フィニッシュでの目線の高さが弾道の高さを現わしている

チタンを使った「アクセルGF」は低重心と強い弾きで、短尺の「ワンサイダーJi」はミートとつかまりのよさで球を高く上げてくれます。高く上がるぶんキャリーが伸びるので、飛距離が出る。FW・UTを高い球で遠くへ飛ばせない人は「つるや」のクラブを試してほしいですね(小泉)

つるやのUT・FWの紹介でした。自分に合うギアをぜひ見つけてください。

写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC

いかがでしたか? ワッグルONLINEは、まだまだ多くの情報を載せた記事を公開しています。ぜひ、ご覧ください!

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