ヘッドタイプ別でアイアンの打ち方の正解、教えます!

アイアンはさまざまなヘッド形状がある。スイングタイプやヘッドタイプ別に合う打ち方をするのも上達の近道だ!
今回のレッスンではジャストインパクト時の体勢です!

【関連記事】7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説

「マッスル・中空マッスル・ハーフキャビティ」は体を先に回しながらハンドファーストで打つ!

インパクトの瞬間にベルトのバッグルは目標を向く

バンスがあるアイアンはハンドファーストで打つのですが、ハンドファーストを手首や腕の動きで作ろうとすると手打ちになってしまいます。正しいハンドファーストの姿勢はボールを打つ瞬間に腰が回っていること。角度としてはベルトのバックルがほぼ目標方向を向くくらい体が回っていればOK。体が開いた状態でヘッドがボールに当たれば、ボディターンで打つ力強いハンドファーストになります。

腰の左側はヨコ移動ではなく後ろ側に回す

腰をスライドするようにヨコに動かすと体が回らない。腰の左側を後ろ(アドレスでお尻があったポジション)に回すと体も回ったハンドファーストのインパクトになる

ダウンスイングで背中側に体重をかける

ダウンスイングでは体を背中側に預けるように体重をかけると、左腰がスムーズに回ってくれる

バンスがあるからアドレスの時点でロフトが立つ

バンスがあるアイアンはアドレスしたときに少しだけソールが浮くので、ロフトを立てる。ハンドファーストで構えると地面にピタっとつく

「フルキャビティ・大型ヘッド・飛び系」は体全体を正面に向けてボールをヒット!

タメを作らずに上半身と下半身を一緒に回す

フルキャビティや大型ヘッドはソールに丸みがついていて、芝にヘッドをポンっと置いたときにロフトどおりか、少しロフトが寝るアドレスになりやすい。インパクトでもその形を再現するだけでよいので、体を開いてハンドファーストで打つ必要はありません。打ち方の理想は、体の正面でしっかりボールをとらえるだけ。無理にタメを作ろうとせず、上半身と下半身を一緒に回す感覚でOKです。

手元とヘソをボールの真上にそろえる

体の動きに対して、クラブを遅らせる必要はない。ヘッド、手元、おヘソを一直線にするのが、アイアンのヘッド性能をフルに発揮させるインパクトになる

体が流れたインパクトはNG

上半身と下半身を一緒に動かすときは、体全体がヨコに動いてしまうとスエーになるので注意。軸はセンターにキープする

ラウンドソールのアイアンはハンドファーストに構えない

ソール幅が広いアイアンやラウンドソールのアイアンは、アドレスでハンドファーストにはならず、シャフトはほぼストレート

いかがでしたか? ヘッドタイプによってインパクトの形を変えることで、アイアンがすぐに上達します!

レッスン=アッキー永井

●ながい・あきふみ(永井研史)/1987年生まれ。神奈川県出身。“アッキー”の愛称で親しまれている人気コーチ。人体解剖学や物理学の視点を取り入れたわかりやすいレッスンに定評がある。

【あわせて読みたい】

最新アイアンシャフトの“失敗しない”選び方!クラブの専門家が伝授

「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選

「天使か」西村優菜、“かわいすぎる”ウェア姿を披露!ファンから称賛の声集まる

関連記事一覧