• HOME
  • ブログ
  • レッスン
  • 【どっち?】ドライバーで“球が曲がらない”トップは?【上半期アクセス数記事トップ3】

【どっち?】ドライバーで“球が曲がらない”トップは?【上半期アクセス数記事トップ3】

今回は、「ワッグルONLINE」で上半期に公開したレッスン記事の中で、アクセス数が多い人気の上位3記事を紹介していきます。

まずご紹介していくのは、第3位の記事です。

【あわせて読みたい】FW・UT打てるのはどっち?「クロスバンカー」から簡単に脱出するコツ

第3位:
【どっち?】ボールが“曲がらない”アドレスって…!? 稲森佑貴プロがレッスン

曲がらないショットで定評のある稲森佑貴は、軸となる「背骨のライン」を重視しているといいます。本人が取り入れているオススメの練習法も公開するので、ぜひチェックしてみてください。

スタンスの中央に棒やクラブを置いてスイングしてみよう

ボールからスタンスの中央にかけて棒やクラブを置く。もう1本の棒をターゲットラインと平行に置くとより効果的

真っすぐ打つには、真っすぐ構えることが鉄則。その真っすぐとは、目標に対して平行という意味と、地面に対して垂直という意味があります。

後者は、アドレスで軸となる「背骨のライン」を垂直にセットし、上体を前傾させます。そしてそのラインがスイング中に傾かないように、その場でクルッとカラダを回しましょう。

練習では、スタンスの中央に棒やクラブを置くのがオススメ。「真っすぐ」がイメージしやすくなり、正しい軸回転がマスターできますよ。

アドレスとダウンスイングの体勢(上体の向きと角度)がほぼ同じで、その場で軸回転していることがわかる
ボールを上げようとすると、背骨のラインが右に傾く。ショットがバラつくのはこの構えが原因(×)。左右5対5の体重配分にして、真っすぐ立つのが基本。これがカンタンそうで、意外にむずかしい(○)

稲森佑貴 いなもり・ゆうき

1994年生まれ。169㎝、68㎏。ツアー屈指のショットメーカー。「中日クラウンズ 2022」で優勝しツアー3勝目を挙げた。鹿児島県出身。フリー。

アクセス数第2位の記事はこちら。

第2位:
“正しいトップ”はどっち?実は「捻転はNG…」吉本コーチがレッスン!

アイアンはスイングもクラブもカッコよさが大事!

今回はスイングも弾道も美しく、強くなるスイングのコツを吉本コーチに教えていただきました。

ねじろうとするとバランスを崩して当たりも薄くなる

頭半個ぶん右に動く、前傾なりに自然に回転、止めずに回してOK

アイアンのカッコいいスイングとはどんなスイングかと言われると、長いインパクトゾーンで球をとらえ、当たりがぶ厚く重い。打音は硬く乾いた音がします。そして、ダウンブローではあっても極端ではなく、再現性の高いゆるやかな入射角で打てるスイングを目指したいですね。

そのために何が重要かと言うと「捻転」ではなく「回転」でスイングすることです。体の上下の捻転差を大きくしようとすると、プロなど身体能力の高い一部の人以外は、リキんで逆体重になったり伸び上がりやすい。それよりもスムーズにシャープに回転して打つスイングをするほうがカッコいいし、インパクトもぶ厚くなるのです。

アマチュアにとって捻転は危険な動き

無理に捻転しようとするとリキみやすく、逆体重になったり(左)、前傾角度が崩れやすい(右)

”Xファクター”は25~40度で十分

旧来は捻転差を大きくするため腰を回しすぎず肩を深く回せと言われてきたが、腰を大きく回し、捻転差は小さくてOK!

左肩と右腰をセットで右に向けてバックスイング!

胸の面が右下を向くように腰ごと右に向ける

ねじれは生じずにそのまま右を向く感覚です!胴体の”対角線”を意識しよう

回転でスイングするためには、バックスイングでまずは腰と肩をセットで回すことが必要です。腰を止めて上体をねじるのではなく、骨盤と両肩でできる上体の面全体を右に向けるイメージ。

とくに始動では右腰を背後に動かす感覚が必須です。これによって腰がスムーズに回ってバックスイングがはじまり、回転運動をスタートできます。

右腰と左肩の上体の「対角線」が、伸び縮みせずに長さと角度を保ったまま上体を右に回す

そしてバックスイングでは左肩が下がることを忘れないでください。前傾したまま回転すれば、左肩はアドレスよりも下がるのが自然なんです。

ポイントは右腰と左肩を結んだ上体の対角線部分が一緒に動くイメージをもつこと。その結果、胸の面が右下を向いたリキみのないトップに収まりやすくなります。

バックスイングのPoint1 右腰を背後に動かす

バックスイングの始動では腰の右側が後ろに動いて腰が回転することが大事。

腰が右に流れるとスエーになるので注意しよう(×写真)

ズボンの右腰のベルトループを後ろに引っ張るようなイメージ

バックスイングのPoint2 左肩はアドレスより下がる

左肩はアドレスの位置から右下に動く。上体の回転に伴い、左肩が少し下がりながら右足に近づくようなイメージだ

バックスイングで左肩が下がらないと、前傾が崩れて伸び上がってしまう

バックスイングのPoint3 胸の面は右下を向く

上体の前傾を保ったままスムーズに回転してバックスイングすると、トップで胸は右下を向く

いかがでしたか? 身体の回転を意識して、よりよいスイングを手に入れられるよう、練習してみましょう。

レッスン=吉本巧

●よしもと・たくみ/1980年生まれ、兵庫県出身。14歳で渡米し20歳のときにアメリカでプロ資格を取得。現在は「現座ゴルフアカデミー」を主宰し、アマチュア指導に注力。

写真=田中宏幸
協力=取手桜が丘ゴルフクラブ(アコーディア・ゴルフ)

アクセス数第1位の記事はこちら。

第1位:
【どっち?】ドライバーで“球が曲がらない”トップは!? 今平周吾プロがレッスン

今平周吾は、狭いホールのティショットでひと工夫。これをマネすれば、アマチュアもレベルアップできてシングル入りも夢じゃないはず!

【あわせて読みたい】【どっち?】ボールが“曲がらない”アドレスって…!? 稲森佑貴プロがレッスン

ドライバーはシャフトが長いぶん、ヨコ振りになるのが自然ですが、ボクは球を曲げたくないときは「タテ振り」をイメージ。アイアンのようなスイングで方向性を高めています。

それにはバックスイングで左肩を下げるのがコツ。レベルに回すのではなく、左肩をやや下げながら回すことによって、アップライトなプレーンになり、タテ振りの感覚が生まれるわけです。もちろん短くグリップして、ティは低めに。ターゲットへの目線も低くして、コンパクトにスイングしましょう。

クラブを短く握ったら、コンパクトかつ、やや高めのトップを作り、そこから直線的にクラブを振り下ろす(右) 上体が起き上がると、クラブをインに引きすぎてしまい、ショットがブレやすくなるので注意しよう(左)

今平周吾 いまひら・しゅうご

1992年生まれ。165㎝、63㎏。ツアー通算5勝。埼玉県出身。ダイヤ所属。

いかがでしたか? 他にも魅力的な記事をたくさん公開しているのでぜひご覧ください。

【あわせて読みたい】

アイアン25本をガチ試打!アマが選んだ「トップ3」は?

「チャーシューメン」ではなく…!?三ヶ島かな、いいリズムでドライバーを振る方法を伝授!

西村優菜の“名勝負”とは?「小さな勇者」の国内メジャー優勝

関連記事一覧