宮本勝昌流、“フェードボール”の打ち方!「左ワキを締めながら…」とレッスン

スコアメイクは「曲げない」ことが一番! 必ずパー以下であがりたい、狭くてあきらかに両サイドが危険なホールで、ドライバーを確実にフェアウェイに打つ方向性アップのヒントを、宮本勝昌プロがレッスン!

ストレートに近いフェードボールで、フェアウェイをキープする打ち方を教えてもらいました。

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左ワキを締めながらアウトサイド・イン軌道で振り抜く

インパクトで左の尻をどかす(後ろに引く)とクラブを左に振りやすくなる

飛距離よりも方向性を重視するときは、ドライバーのフェースをほんの少し閉じて、カットに打ちます。フェースを閉じるとハンドファーストのインパクトをイメージしやすくなり、球がつかまる。右肩が下がらずにボールに向かうため、体全体がレベルに回るという効果もあります。

クラブが下から入る:体重移動に失敗するとインパクトでクラブが下から入ってしまい、方向性が悪くなるので注意しよう(×)インパクトはややハンドファースト:体重を左足に乗せながら、ややハンドファーストに打つと、球がつかまるうえにライン(方向性)が出る(◯)

ただし、そのままでは左に飛んでしまうので、ややアウトサイド・インに振るのがワンランク上のテクニックです。とくに、フォローでは左ワキを締めながら、クラブを左にしっかり振り抜きましょう。こうするとストレートに近いフェードボールになり、フェアウェイをキープできますよ。

いかがでしたか? 宮本プロのアドバイスを意識してみてください。

宮本勝昌
●みやもと・かつまさ/1972年生まれ、静岡県出身。174cm、76kg。19年に46歳にして中日クラウンズを制するなどツアー通算12勝。今
シーズンも開幕から好調で、ジャパンプレーヤーズ選手権では惜しくも優勝を逃したが3位。シーミュージック所属。

構成=小山俊正、鈴木康介
写真=中野義昌、圓岡紀夫

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