50~70ヤードから“ベタピンで寄せる”には?ミスなく打つ方法をプロが伝授

50~70ヤードは短い距離だけにピンにきちんとつけたいが、大きなミスが出てしまう危険も高い! ミスせずにピタッと寄せるための最重要ポイントを紹介する。

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体は動かすがみぞおちが上を向かないように注意

胸が90度動く範囲でスイング:体の回転は不可欠だが動きすぎもNG。みぞおちがバックスイング45度、そこからダウンスイングで90度動かすイメージ

大振りにならないようにコンパクトに構えたら、あとは手打ちに注意しながら振ります。

やはり胴体をしっかり回してスイングすることが肝心ですが、「体を回せ」というと過剰になって、伸び上がったりスエーする人が多いので、そこにも注意が必要です。ポイントは、バックスイングで胸が右へ45度、ダウンスイングではそこから90度回ってアドレスよりも左へ45度向くまで動かすこと。

このとき、みぞおちの向きを意識してほしいのですが、トップやフィニッシュでみぞおちが横や上を向かず、地面を指し続けていることが重要です。

手の力を抜いてヘッドを自然に走らせる:ダウンスイングからフォローでは、ヘッドが自然に走る感覚が必要だが、手のリキみは厳禁。右手の親指と人差し指をグリップから離せる力感で振ろう

もうひとつのポイントは、手の力感を強くしないこと。右手の親指と人差し指をグリップから離せるくらいの力感でスイングできれば、リキんでミスすることはなくなります。

オーバーを恐れずゆるめず振る

スタンスを狭め、グリップを短く持って飛ばない構えを作っているので、決めた振り幅をゆるめずに振り切ることができる。

いかがでしたか? この記事を参考に体の向き、手の力を意識して練習してみましょう。

レッスン=竹内大
●たけうち・だい/1996年生まれ、埼玉県出身。日大ゴルフ部出身で、17年にプロ入り。今季はABEMAツアーを主戦場とし、「JPCチャレンジin福井」では4位タイに入るなど活躍。明建所属。

構成=鈴木康介
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC

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