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 ドライバーの飛距離を伸ばす方法!300ヤード飛ばすコーチが解説【人気記事トップ3】

今回は、「ワッグルONLINE」で2月に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気のギア記事TOP3を紹介していきます。

まず紹介するのは、第3位の記事です。

【あわせて読みたい】西村優菜「試合で使う」と絶賛!キャロウェイ“PARADYM”って何がスゴイ?

目次

第3位:まさかの250ヤード超!PARADYMドライバーをライターが打ったら衝撃の飛距離すぎて…!?

1月13日に正式発表されたキャロウェイの『PARADYM』はすでにゴルフ関係者やプロゴルファーの間でも話題になっています。

ちなみに2023年のPGAツアーでは3試合連続で『PARADYM』を使っている選手が優勝。平均スコア95のゴルフライターが打ってみると、“まさかの飛距離”が出ました。

いつもの飛距離から10ヤードアップ!?

筆者はゴルフライターでもあり、ゴルフ歴20年で平均スコア95の典型的なアベレージゴルファーです。今回は2023年の新製品の中で最も話題になっている『PARADYM』のドライバー4モデルを打ってみました。

試打をしたのは日頃から通い慣れたインドア練習場で、弾道データも計測できる施設です。

普段はマイドライバーを使っても240ヤードくらいが限界なのですが、最初にスタンダードの『PARADYM』を打ってみると1球目からいきなり240ヤードオーバー。

さらに打ち込んでいくと245ヤード、247ヤード、そして250ヤードとどんどん飛距離が伸びていきました。

ちなみに今回の『PARADYM』は業界初の360度カーボンシャーシを採用したことで、慣性モーメントを高め、新しいAIフラッシュフェースでは着弾地点を抑える“バラけない飛び”が進化しているのですが、打ったときの第一印象はシンプルに『飛ぶ!』ということ。やはり、ここ数年のキャロウェイのボール初速は業界ナンバーワンだと言えるでしょう。

曲がり幅も少ないこともポイント

続けて10球、20球打っていくと、確かに着弾地点が安定していることも体感できました。私の場合、シミュレーター上のターゲットキープ率が40%を超えれば「今日は調子がいい」というレベルなのですが、『PARADYM』は60%近い数字をキープしていて、フェアウェイを外したときでも明らかに曲がり幅が少なかったです。

曲がり幅が少ないことについて、米国キャロウェイゴルフ本社の開発部門でウッドカテゴリーを担当しているエヴァン・ギブス氏に話を聞くと、「今回のAIフェースにはリアルなゴルファーの打点をインプットして、そこから想定される弾道をAIが分析して、着弾地点の幅を抑えるテクノロジーが隠されています。実際に完成した新AIフラッシュフェースでプレーヤーズテストを行うと約15%も打球が着弾する範囲が狭くなるという結果も出ました」とのこと。

着弾範囲が約15%も狭くなるというキャロウェイの開発担当者の話だったが、実際に試打をした感想としては、打った瞬間に「あっ、マズイ(ミスした)」と思った打球が10ヤードくらいしか曲がっていないことに驚きました。

それだけミスヒットに強いのに『PARADYM』の顔は決して横長ではなく、いかにも「慣性モーメントを大きくしました」という形状ではありません。すごくオーソドックスで日本人ゴルファーにとっては構えやすい顔をしています。

その理由についてエヴァン・ギブス氏は、「今作の『PARADYM』はフェースだけで十分に曲がり幅を抑えるテクノロジーがあります。もちろん、ミスヒットしたときでもヘッドがズレないように一定の慣性モーメントは必要ですが、過剰に慣性モーメントを大きくするためにストレッチバックした形状にする必要はなかったのです」といいます。

PARADYMという言葉は、常識や概念が変わるときにパラダイムシフトというフレーズでよく使われています。ドライバーにおいてはスマートな顔でありながら、ミスヒットにも強く、そして飛ぶ。これが、まさにキャロウェイが目指した『パラダイムシフト』の答えなのでしょう。

『PARADYM X』『PARADYM MAX FAST』『PARADYM ◆◆◆』の試打インプレッション

ちなみに『PARADYM』のドライバーには4タイプあります。

スタンダードの次に『PARADYM X』を打ってみると、『PARADYM』に比べて少し弾道が高くなって、ちょっとドロー系のボールになりました。重心ポジションもドローバイアスになっているそうですが、決してつかまり過ぎて左が怖くなる感じではなく、打球方向としてはほぼストレートに飛んで、落ち際で左に落ちていく感覚。弾道としてはストレートに近いです。

また軽量タイプの『PARADYM MAX FAST』は私の対象ヘッドスピードではないかもしれませんが、一番ヘッドスピードが速かったのはコレでした。シャフトが軽量なので、楽に振ってもいつもよりヘッドスピードが出ました。

最後にツアープロも使っている『PARADYM ◆◆◆』を打ちましたが、まず構えたときの顔が抜群にイイ! これは上級者やプロは弾道をイメージしやすい顔だと思います。それと上手く打てればボールスピードも一番速かったのですが、ドローやフェードを打ち分けられる操作性がある分、ミスヒットにはシビアです。

この4モデルの中ではおそらく、アマチュアゴルファーの約8割を『PARADYM』と『PARADYM X』でカバーできると思いますが、軽量ドライバーを使っているシニア世代のゴルファーは『PARADYM MAX FAST』でヘッドスピードアップできる可能性が高いでしょう。そして『PARADYM ◆◆◆』に関してはヘッドスピードが43m/s以上で競技会に出ている人には最高の武器になると思いますが、普通のアマチュアは残りの3本から選択するのが正解だと思います。

この記事を参考にして「PARDYMシリーズ」を打ってみてください!

構成・文・写真=野中真一

PARADYM
PARADYM X
PARADYM ◆◆◆(CALLAWAY SELECTED STORE限定発売)
PARADYM MAX FAST

キャロウェイ
PARADYM(パラダイム)シリーズ ドライバー

価格/8万8000円~(税別)
問キャロウェイゴルフ お客様ダイヤル 
☎ 0120-300-147
www.callawaygolf.jp 

※ドライバーのほか、フェアウェイウッド4機種は2月下旬より順次、ユーティリティー3機種、アイアン3機種は3月上旬より順次発売予定

写真=竹田誉之

アクセス数第2位の記事はこちら。

第2位:キャロウェイ“PARADYM”って何がスゴイ?西村優菜「試合で使う」と絶賛

キャロウェイの新作「PARADYM(パラダイム)シリーズ」が発売前から話題となっている。

それもそのはず。ジョン・ラームがPARADYMシリーズの◆◆◆ドライバーを使用して、PGAツアー初戦「セントリートーナメントofチャンピオンズ」で早速優勝したというニュースがあり、かなり期待が高まっている。

そこで今回はキャロウェイPARADYMシリーズの速報と、西村優菜プロが登場した1月13日の発表会の模様をレポートする。

シリーズ名の“PARADYM”ってどういう意味?

シリーズの名称となっている、パラダイムとは“パラダイムシフト”を指していて、それまで常識と考えられていたことが大きく変わるという意味。

ゴルフのこれまでの“常識”を覆すようなテクノロジーが詰まっている、革新的なシリーズとのこと。

360°カーボンシャーシとは?

キーテクノロジーは「360°カーボンシャーシ」というヘッド構造。シャーシとは枠組みや骨格を意味する言葉で、クラウンからソール部までの360°全体がカーボンの骨格をしているという意味が込められているようだ。

「360°カーボンシャーシ」はドライバー4機種すべてに搭載されていて、キャロウェイ独自技術の円柱状の“カーボンクラウン”と“フォージドカーボンソール”の一体成型のボディのことを指す。ちなみに、キャロウェイは2011年にはすでにフォージドカーボンの技術を開発していたというから驚きだ。

この「360°カーボンシャーシ」によって、ヘッドがより軽く薄くなり、高慣性モーメント&低重心でやさしく球が上がりやすくなっている。

ツアープロも大絶賛!西村優菜もツアーで即実戦投入か!?

さらに、フェースは進化した「新AI FLASHフェース」を搭載したチタンのカップフェースとなっていて、ここでも寛容性を高めている。(写真のフェースは「PARADYMドライバー」)

これらの“パラダイムシフト”を起こすテクノロジーによって、飛びの三要素である、初速、打ち出し角が向上、スピン量を適正化させるドライバーが完成した。

すでに今季ツアーで使用を開始しているザンダー・シャウフェレやジョン・ラームなどのPGAプレーヤーからは「打ったときの左右のバラつきが少なく、いつも安定した飛距離が出せる」と評価も上々だ。

キャロウェイの発表会に登場した西村優菜プロも「撮影のときに初めてヘッドを触ったんですが、とても軽くて驚きました」と360°カーボンシャーシについてコメント。

西村プロが試打したをした時には、「立っていられないほど風が強かったのに、球が捻れなかった」といいます。また、「ミスショットの幅が狭まることはスコアメイクに繋がりますね」とコメントし、「PARADYM」を大絶賛。

「試合で使うのがすごい楽しみです」今季ツアー初戦での実戦投入の可能性も大いにありそうだ。

ここまで聞いたら、もう打たずにはいられなくなってきたはず。

このキャロウェイの新作があなたのゴルフに対するイメージを“パラダイムシフト”してくれるかもしれませんよ! ぜひ、お試しを!

PARADYM
PARADYM X
PARADYM ◆◆◆(CALLAWAY SELECTED STORE限定発売)
PARADYM MAX FAST

キャロウェイ
PARADYM(パラダイム)シリーズ ドライバー

価格/8万8000円~(税別)
問キャロウェイゴルフ お客様ダイヤル 
☎ 0120-300-147
www.callawaygolf.jp 

※ドライバーのほか、フェアウェイウッド4機種は2月下旬より順次、ユーティリティー3機種、アイアン3機種は3月上旬より順次発売予定

写真=竹田誉之

アクセス数第1位の記事はこちら。

第1位:ドライバーの飛距離を伸ばす方法!300ヤード飛ばすコーチが解説

ドライバーが飛ばない原因は、“体格”や“筋力”のせいではありません! カラダの使い方や振り方で、飛距離は簡単にアップすることができます。

今回は、小柄や細身、非力でも飛ばせるワザを、300ヤードのビッグドライブを放つ樋口貴洸コーチと遠藤将也コーチがレッスンします。飛距離を伸ばしたいゴルファーの方は、ぜひ参考にしてください。

遠藤将也
●えんどう・まさや/1994年生まれ、長野
県出身。東京国際大学のゴルフ部を経て、
PGAティーチングプロ資格を取得。板橋区
の「リバースゴルフスタジオ」でのレッス
ンのほか、首都圏の練習場やコースでのラ
ウンドレッスンも行なっいる。
樋口貴洸
●ひぐち・よしひろ/1997年生まれ、
埼玉県出身。ツアープロを目指しながら
港区の「Golf&Fitness Point 芝浦」でア
マチュアを指導。ドライバーを飛ばし、
得意のアイアンでバーディを奪うスタイ
ル。遠藤は大学ゴルフ部の先輩。

飛距離を出すための極意は?

飛ばすためのコツはずばり「右手、右足の使い方」にあると遠藤将也コーチ。「男子ツアーでも体格のよい選手に負けない飛距離を出すプロは、右手と右足を無意識でも使って飛ばしています」とのこと。

また、樋口貴洸コーチも「たしかに。自覚はないかもしれませんが、比嘉一貴選手(158cm)、桂川有人選手(167cm)、香妻陣一朗選手(165cm)などのスイングを見ると使っていますよね」と同意。

右手、右足を使うと曲がってしまうと思われがちですが、上手に使えば曲がりを抑えながらすぐに飛ぶようになると遠藤コーチは力説します。

また、樋口コーチは「右手・右足をうまく使うのと同時に、『真っすぐ立つ』打ち方をミックスしたら、間違いなく飛びますね!」と説明します。

どうやら飛距離のポイントは「右手・右足の使い方」と「真っ直ぐ立つ」あるようです。

飛距離アップのコツ1「右ヒザは伸ばしてOK」

右足を伸ばしながらクラブを振り上げる。右足を使っての飛ばしは、バックスイングからはじまっているのだ!

飛ばそうとして、右足、とくに右ヒザの位置を固定し、上半身と下半身の捻転差を大きく広げるバックスイングをとる人がいますが、これはかなり体がやわらかくないと不具合が起きてしまいます。

飛距離アップには回転軸のキープが大事なのに、右ヒザが動かないように我慢をすると、体が右にズレるスエーが起きてしまうのです。

バックスイングからトップにかけては、右ヒザの位置や角度をキープせずに伸ばしてOK!

体が大きく回せるし、大きく回転しても軸がズレにくくなります。

右ヒザを伸ばしながらトップへ。軸の位置を保ったまま体を大きく回しやすい。ダウンスイングでは、クラブをインへ振り下ろすスペースもできる
無理に右ヒザを固定すると、上体が右にズレるスエーが起こりやすい。上半身だけを回すと回転不足だと感じてしまい、手を使って振り上げてオーバースイングになることも。クラブを切り返しにくいので、飛ばないカット軌道にもなりやすい

飛距離アップのコツ2「右手の小指と薬指をしっかり握る」

右手を使うタイミングは切り返し。ポイントは力を入れる指にある。樋口が試しにやってみると、親指側に力を入れて切り返すと右腕が伸びてクラブが外から入ってしまう(×)小指と薬指に力を入れて切り返すと、手元が体から離れすぎず、クラブが立ってインから下ろせた(〇)

スイングは基本、左手のリードで振り下ろします。しかし、右手を上手に使うことでパワーもスピードも上げることができるのです。「グリップは小指側の指でしっかり握る」と聞いたことがある人は多いと思いますが、その理由を知っていますか? 

僕は、切り返しで右手の小指と薬指をしっかり握るようにしています。アマチュアは、右手を使おうとする、または悪い使い方をしている人は、力を入れやすい親指や人差し指でギュッと握ってしまいますが、これはカット軌道になる原因のひとつ。小指と薬指に力を入れれば、手元やクラブをインへ下ろしやすくなるのです。

クラブが遠回りをせずに最短距離を通るので、ボールへのエネルギー効率がアップ。加速力も上がる軌道で振り下ろすこともできます。

手元が近いほうが強く押せる!

手元と体との距離はパワーにも影響する。腕を伸ばして手が離れた状態で押すと力が入らない(×)が、手元を近づけて押すと強い力をかけられる(〇)。ダウンスイングも同じで、小指側に力を入れて手元を遠ざけないほうがパワーを出せる

飛距離アップのコツ3「カラダをゴムのように使う」

トップまでに、右足は伸ばし、右腕は曲げて縮める。反対にインパクトに向かっては、伸ばした右足は縮め、縮めた右腕は伸ばす
ゴムのように使うとヘッドが走る。インパクトで左足を伸ばすことも飛ばしには有効だが、これも右足を縮めるから伸ばせる相関関係がある

体格や筋力以上のパワーやスピードを引き出すには、体をゴムのように使ってください。腕や足をゴムのように伸ばして縮めることで、ヘッドが走るようになります。

前述した「バックスイングで右足を伸ばす」もそうで、スムーズで大きな回転や軸ブレ防止だけでなく、ダウンスイングでは曲げるために伸ばしておく。腕も同様で、右腕はインパクトに向かって伸ばすために、トップまでに縮める(右ヒジを曲げる)。

伸ばすも縮めるもそれぞれ逆の動作を入れないとできませんし、大きく伸ばしたほうが強く、速く縮まるので、各所で積極的に伸び縮みさせてください。正しい伸び縮み動作は、スイングをスムーズにするため、軸ブレを防ぐ効果もあります。

飛距離アップのコツ4「カカト荷重で右足の曲げすぎを防ぐ!」

バックスイングで伸ばした右足を縮める(曲げる)ときは、曲げすぎに注意。曲げすぎると右ヒザが前に出てしまいダウンスイングが詰まったり、手元が体から離れてカット軌道になるのでパワーをロスしてしまう(×)。これを防ぐ秘けつがカカト荷重。トップまでに右足を伸ばすときやインパクト前まで、ツマ先ではなくカカトに体重を乗せると右ヒザの曲がり具合を調整できる(〇)

飛距離アップのコツ5「“真っすぐ気味”の前傾でOK」

真っすぐ気味の前傾姿勢

僕は、さらに回転力を上げるコツをレッスンします。これは遠藤先輩がいっていた「軸のキープ」にも役立ちます。体を大きく速く回すことは飛距離アップに直結しますが、それには体を真っすぐ立てたほうが容易です。

アマチュアはフィジカル面でもツアープロと比べて柔軟性や筋力が劣るため、前傾角度をキープしながら回る動作は体への負担が大きく、それを気にして振るとヘッドスピードが上がらなくなってしまう。僕自身も体は固いほうなので、前傾を浅めにして飛ばしていますが、弾道測定器で測ってもあきらかに真っすぐ立って打ったほうがヘッドスピードもボール初速も上がります。

深めの前傾姿勢

深めの前傾は、そのぶん起き上がりやすくもなりますからね。前傾を浅くして振るスイングでの飛距離アップを、ぜひ試してみてください!

飛距離アップのコツ6「真っ直ぐ立って回転力を上げる」

「単純に、真っすぐ立って打つと軸が固定しやすくなります」と樋口。大きく振り上げたり、ダウンスイングでクラブに強い遠心力がかかっても、軸が前後左右に傾きにくいので回転力が上がる

「真っすぐ立つ」と高速で回れる。これは、フィギュアスケートの回転ジャンプもそうですね。頭からツマ先までを一直線にして回りますが、ゴルフスイングでは背骨の前傾を起こして、背骨を中心に回転してください。回りやすさや回転速度が上がりますが「背骨真っすぐ」は、単純に前傾した姿勢よりも軸が前後左右に傾きにくくなる効果があります。

軸が左に傾くのは、ダウンスイングでスピードを出そうとしたときによく見られる動き。回転力が落ちてのスピードダウンだけでなく、カット軌道や入射角が鋭角になるため力が伝わりにくくなる

軸が傾いてしまうと回転力が落ちてしまいますが、同時にクラブの軌道や入射角も悪くなる。だから飛ばなくなってしまうのです。

飛距離アップのコツ7「“左肩が上がる”のはNG!」

軸を右に倒してのアッパーブローもドライバーを飛ばすコツといわれるが、過度なアッパーブローはインパクト時のロフトが増えすぎて飛ばなくなってしまう。弾道はロフトなりの高さで飛ばそう

真っすぐ立って打つときの注意点は「それ以上、起き上がらない」こと。起き上がるとダウンスイングで軸が左に倒れて、体が突っ込んでしまう。左肩が右肩より高い位置にこないように気をつけよう

飛距離アップのコツ8「クラブをカラダの前に振り戻すフィニッシュをとる」

勢いよく振り切った反動を使って、体の正面までクラブを振り戻す

回転力を上げたスイングでは、フィニッシュはピタッと止まらなくていいです。「止まれる=コントロールができている」よりも「勢いがつきすぎて止まれない」スイングとフィニッシュの習得が先。

振りちぎったらその反動を利用して、クラブを体の前まで振り戻すフィニッシュをとってください。

フィニッシュの形が崩れても、構えた位置(写真左)から大きく足が動いてしまうのはNG。回転力が上がってもミート率が落ちたり、曲がる危険性が増える。クラブも振り戻しにくくなってしまう。

回転しやすい「真っすぐ立って打つ」スイングで、速く回れる自分の限界を突破しよう。ピタッと止まれるうちはまだまだ回転不足

いかがでしたか? ぜひ実践して、飛距離アップを目指しましょう!

そして、飛距離をアップできたら、新作ドライバーをチェック!最新モデルに乗り換えて、さらなる飛距離アップをめざしましょう。

写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC

各メーカーが新作を続々と発売しています。クラブコーディネーター・鹿又芳典氏が、最新ドライバーをコースで打ってみました。

2022後半・NEWドライバーカタログ

つるやゴルフ ワンサイダーJi

究極のやさしいドライバーが完成!

簡単に楽しくゴルフをしたい人にオススメ! 元々、打ちやすいシリーズでしたが43.5インチになって究極のやさしさが実現しました。

SPEC●体積/460cc●ロフト/10.5度●シャフト(フレックス)/ワンサイダーJiディアマナ(R、S)●価格/6万500円

グローブライド オノフ ラボスペック プラス

一般的な日本人ゴルファーにハマる!

打感、やさしさ、操作性のバランスがよくて、平均的な日本人ゴルファーがもっとも打ちやすいスペックになっていると思います。

SPEC●体積/460cc●ロフト/9.5、10.5度●シャフト(フレックス)/HASHIRI:50CBT(S)など●価格/8万300円~

プロギア RS ジャスト

ボールスピードは現役モデルで最高クラス

フェースセンターに重心点やたわみ点を集中させたことで、最高クラスのボールスピードが出る。芯に当てやすい振りやすさも魅力です。

SPEC●体積/460cc●ロフト/9.5、10.5度●シャフト/ディアマナ FOR PRGRブラック(R・M-37、SR・M-40、S・M-43)●価格/8万8000円

テーラーメイド ステルス グローレ

進化したグローレはヒッカケが出ない!

グローレユーザーの期待を裏切らない進化を遂げています。高弾道ボールが打ちやすいし、マン振りしてもヒッカケない安心感がありました。

SPEC●体積/460cc●ロフト/9.5、10.5、11.5度●シャフト(フレックス)/フジクラスピーダーNX for TM(R、SR、S)●価格/9万7900円 ※10月7日発売予定

ヤマハ インプレス ドライブスター

カッコいい形状でも慣性モーメントは大!

見た目がカッコよくなりましたね。スッキリしたヘッド形状ですが、ヘッドの慣性モーメントが大きいのでやさしさは健在です。

SPEC●体積/460cc●ロフト/9.5、10.5、11.5度●シャフト(フレックス)/SPEEDER NX for Yamaha(R・10.5、11.5度、SR・10.5度、S・9.5、10.5度)●価格/9万2400円 ※10月21日発売予定

マジェスティ プレステジオ12

デザインは斬新でも意外とクセがない

ゴールドを強調した奇抜で斬新なデザインですが、クセがなくて打ちやすい。シニア世代だけでなく40代のゴルファーも使えます。

SPEC●体積/460cc●ロフト/9.5、10.5、11.5、12.5度●シャフト(フレックス)/マジェスティLV750(R2、R、SR、S)●価格/25万3000円

皆さんも気になった新作モデルをぜひ試してみてください!

試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

構成=野中真一
写真=相田克己
協力=日神グループ 平川カントリークラブ

いかがでしたか? 他にも魅力的な記事をたくさん公開しているのでぜひご覧ください。

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